昨日は静岡県西部地方、午後から雨が降る予定でしたが、
なんとか持ちこたえました。(^O^)
で、午後から趣味の庭の花の手入れが出来ました。
毎週しないと今は育ちが早くて手遅れになることがあるん
です。(;_;)ってことがね。
実は、なんと4月に家内が25年はめていた結婚指輪を排水
口の残飯と一緒に捨ててしまい、一人で大騒ぎしたんです。
それで、新しく注文してあった指輪を、昨日の午前中取り
に宝石店に行ってきました。
いやはやなんと言ったらいいものか(・_・|
おかげで、家内はチョット私に気を使う感じで、1ポイン
ト貸しって態度で昨日は過ごしました。
ってことは、いいとして
今日から木について、少し話してみようかと思います。
木の性格は気難しくて、奥が深い、その代わりとても優し
い。日本人にはもっともなじみの深い建築材料です。
しかも、最近は木の性格を数値で表現してだんだん分かり
安く成ってきました。
ここでは、表面的にもなりますが、分かりやすいお話しを
していきたいと思います。
まず今回は
含水率の話(1)
です。
木の中には水分が沢山含んでいますね。
その水は自由水という物と結合水という物の2種類がありま
す。
自由水は木の細胞の隙間にある水で、木の性質には関係あ
りません。
結合水は細胞に結びついているのでこの水の出入りは木の
伸び縮みという木質に大きく影響します。
伐採された直後の木の中には自由水も結合水も沢山含んで
います。
その後、乾燥と共にまず自由水が減っていきます。
しかし、自由水が減っても重量が減るだけで寸法の変化は
起きません
自由水が無くなったところを繊維飽和点と呼び、含水率30
%前後がこの領域の数値です。
これから乾燥がさらに進むと、収縮という寸法変化が発生
し、強度は上がっていきます。
さて、この含水率
「夏の代表スイカは99%が水です」と言う時の%
「スイカって殆ど水ね!!」って解釈す時の%の定義とは
異なります。
「完全に乾いた水を含まない木材の状態が100で、それに水
分10が加わった時、含水率10%といいます」
ですから、完全乾燥状態の材木100に水分100が入ると、含
水率100%と呼ばれる訳です。
伐採直後の杉は含水率200%を越えるそうです。
木材の含水率はある程度の数値で安定します。
これを平衡含水率と言います。
この平衡含水率は、温度湿度によって違ってきます。建築
材料として使う木材の平衡含水率はだいたい15%当たりと
成っています。
次回はこの含水率がもたら強度の違いをお話しします。
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