建築士カトーのヒトリゴト

改正建築基準法(12)

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国内の様子と、国交省の対応

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これは、先日9月23日に放送された、テレビ噂の東京マガジンの放送内容です。「改正建築基準法問題」をテーマに上げています。
いよいよ、このたぐいの番組にまで取り上がられるように成ってきました。
http://www.youtube.com/watch?v=1VWAPpIMQBM

建築基準法改正で、各工事の着工がことごとく延びています。私のこの部署でも、指定構造計算適合判定期間(適判)に廻るS造の物件が3物件あります。いつ確認申請がおりるか全くわかりません。そんな状態です。

また、この影響で住宅の着工件数も減っています。業界としては死活問題であるはずなのですが、おとなしい業界なのか、業界として反発を表明するなどの大きな動きを起こすべきと思うのですが。そんな話は聞いていませんね。
それでも、ここまで来るとさすがに国土交通省にも不満の声は徐々に届いているようです。

そんな中、9月13日、建築基準法の改正によって、新規の建築申請が滞っていることについて、日本建築士事務所協会連合会緊急拡大全国会長会議の場で、国土交通省の小川大臣官房審議官が釈明会見を行いました。

その中で、審査指針の明確化などについてアナウンスが遅れたことで建築現場に混乱をまねいたこと、小規模な住宅では法運用の厳格化にひきずられて着工が落ち込んだことを認め出来るだけ早く解決したいと述べました。
http://www.youtube.com/watch?v=x_xIrKrEpXY&NR=1

また、まちづくりセンターでは、審査機関が半年かかると言って案内が来ましたが、一部には2ヶ月くらいで降り始めたとの話もあり、情報が混乱しています。

もう少し、様子を見る必要があると思います。

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