ランプのいろいろ
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さて、これから少しでも照明のあれこれを覚えていきましょう。
意外に、この業界の人でも知らないことが多いのですよ。
照明の初歩はランプの種類を知ることです。
ランプは白熱灯と蛍光灯の大きく2種類に分けられます。
さらに蛍光灯は電球色タイプ、昼白色タイプの2種類に分けられます。
ランプの種類と特長
光の質感・色味
演出効果
特性
白熱ランプ
・ 色の再現性に優れ、食卓や洗面室によく使われます。
・ 点光源で輝度が高く、艶や立体感の表現にすぐれます。
・ 陰影のある、彫りの深い空間を創出します。
・ スイッチを入れるとすぐつきます。
・ 電気代はやや高い
・ ランプ寿命は短い
蛍光ランプ
・ 白熱ランプと違い、フラットな拡散光が得られるため、影ができにくい。
・ 露出して使用しても、あまりまぶしさを感じない。
・ スイッチを入れてフル点灯までやや時間がかかる。
・ 電気代が安い
・ ランプ寿命が長い
私の作品紹介
T邸洗面化粧台間接照明
洗面化粧台を、既製品を使わず、現場施工しました。
全面鏡は壁一杯の大板鏡を採用して、生活空間にゆとりと品を取り入れることにしました。
鏡の両サイド、及び下部は間接照明を埋込、そのランプはLEDテープライトを白と青の2種類と2テープ取り付けました。
この、洗面室は窓のない部屋、すなわち昼間でも光の入らない位置関係に設計したので、そのデメリットを逆手に取って、昼間でも灯りを楽しめる照明計画をしようと考えていました。
LEDテープライトを2種類使ったのは、どちらかの色を使うか、両方点灯して色を混ぜるの3方法の楽しみ方をしたかったからです。
LEDの光は強すぎず、幻想的な雰囲気を醸し出す効果が大変高いですね。
もちろん、髪の毛をセットするために頭を前方から照らすブラケット(壁付き照明)と、片付けやお掃除の時に必要となる部屋全体を照らすシーリング(天井付き照明)も設けました。
遊び心を取り入れ、ちょっとだけ品を造ることを考えたお部屋です。
資料はコイズミ照明(株)さんからの好意でいただいたものです。
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