積水ハウスマンションで偽造?
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国土交通省は10月15日、横浜市の調査などによって、積水ハウス(大阪市)が計画した分譲マンションの構造計算書の偽造が発覚したと発表しました。
指定確認検査機関による建築確認が下りた日は6月12日、着工日は6月18日で、ともに改正建築基準法施行日(6月20日)の直前だったのです。
マンションは「グランドメゾン横濱紅葉坂(仮称)」(横浜市西区宮崎町)で、設計者は元請けが松田平田設計(東京・港)、構造設計の一次下請けが構造計画研究所(東京・中野)、
二次下請けが藤建事務所(埼玉県八潮市)でした。建築確認は東日本住宅評価センター(横浜市)が下ろしました。
完成すれば鉄筋コンクリート造地上9階・地下1階建て、延べ面積約2万6000m2(99戸、5棟構成)になる計画でした。工事は基礎杭が施工された段階で止まっているそうです。
東日本住宅評価センターは、姉歯事務所による偽造物件も見逃したことがあるところです。同センターの確認検査業務推進プロジェクト部の担当者は、「構造計算書に対する社内のダブルチェック体制で偽造見逃しの再発防止に努めてきた。それだけに、まことに遺憾で申し訳ない。確認審査が改正法の施行後なら、構造計算書適合性判定機関によるピアチェックで偽造を発見できたのではないか」と話しているそうです。
国交省によると、「偽造は161カ所の耐力壁や柱に関して認められた。保有水平耐力の計算で、起こるはずのせん断破壊を起こらないものとして直接入力した。このほか、耐力壁の断面計算でNGからOKへの書き換えを6カ所おこなった。 」と発表しています。聯怜
問題のマンションの耐震性については、構造計画研究所が10月15日の時点で「必要な耐力がある」との判断を示している。しかし、横浜市の建築企画課は同研究所と松田平田設計に対し、既に構造計算の再計算を指示しているとのことです。
藤建事務所が関与した物件はこれまでに約50件が判明しており、国交省は各物件の所在地の特定行政庁に調査を要請しました。
今後も調査を進めるとともに、関わった一級建築士の処分など厳正な措置を講じる方針を表明しています。
同事務所の管理建築士である遠藤孝氏の名を既に公表済みです。 蓮怜
以上が今回の事件の詳しい内容です。
こんなことが度々起きるから、まじめにやっているもの達までが疑われるのす。いい加減にしてほしいですよね。輦怜
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