生活に適したあかりとは?
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生活に適したあかりとはどのようなあかりでしょうか。
電球には白熱球と蛍光灯があることはお話ししました。
では、実際それぞれどのような特色があるのでしょうか。
それぞれの特色を知って、適切な配置をすることが大事です。
白熱球の特色は?
・陰影ができ、立体的に見えます。赤みを帯びた、柔らかくあたたかみのある光です。
・演出的には、落ち着いた雰囲気を作り、くつろぎ感を演出します。
実際に時間より、長く感じてしまう感覚に陥ります。
・ムードを作り、料理などを美味しく見せるには、電球色が良いでしょう。
・点光源で輝度が高く、艶や立体感の表現が優れます。
蛍光ランプの特色は?
・影ができにくく、物をフラットに見せます。
太陽のような爽やかな光です。
・選出的には、爽やかな感じで、ビビットに活動感を感じるあかりです。
勉強や読書に適します。
勉強部屋などはいいですね。
仕事場も殆どが蛍光ランプ仕様で、活動的な感覚を作り出します。
会社で白熱球だと、なごんでしまい、業績ダウンしちゃいます。
ただし、蛍光灯で間接照明を多要すると、部屋全体が一定の明るさで包まれる感覚がつくれ、蛍光色でもなごむことができます。
では機能的特長は?
白熱球は
・スイッチを入れるとすぐ付く
・ON・OFFを頻繁に使うところにお勧め
・調光がスムーズにできる。
・電気代がやや高い
・ランプ代が安い
・ランプ寿命が短い
・廊下・階段・ダイニング・リビングなどに適します
蛍光灯は
・スイッチを入れてもフル点灯までやや時間がかかる。
・ON・OFFの頻繁なところに使うと、ランプ寿命を短くする。トイレなどは不向きです。
・調光が難しい(できますが)
・電気代が安い
・ランプ代が高い
・ランプ寿命は長い
事務室・会議室・子供室・リビング・ダイニングに適します。
以上のことを参考に皆さんの考えている家に適した当たりを捜してみましょう。
ご質問があれば、いくらでもお答えしますよ
では、私の作品紹介です。
O邸リビング
3年ほど前に完成引渡しているキラリタウン内にあるお宅の続きです。
リビングの中央天井を織り上げ天井とし、間接照明を隙間無く異配置しました。
シームレスランプ(蛍光灯の両端に金具がなく、長さ全部が光ります。従って連続的に使っても、光が端部金具でとぎれることがなく、天井面に影の部分が発生しません)は、コストの関係で採用を見送り、通常蛍光灯を5cm程度ずつ重ねる方式で、端部金具のところで天井面に影が発生することを防ぎました。
主照明を全く必要とせず、リビング全体が間接のあかりで柔らかく照らし出すことができました。
お施主さんの、大評判のデザインでした。
間接照明は、ランプをおいている部分の反射が大事です。実際には見えない部分も、白色のクロスを巻き込むか、白色の塗装が必ず必要です。
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