遮熱省エネ住宅『静岡の家』
先日来お話ししている、遮熱による、省エネルギー住宅 『静岡の家』 をいよいよ施工する事が決まりました。採用するのは某社遮熱シートで、全国的にはあまり宣伝されていない商品です。今回は商品名は伏せることにします。
遮熱シートはいろいろなメーカーさんがいくつか出されています。殆ど取り寄せました。来ていただいてお話も聞きました。中にはこの商品で大もうけをたくらむ?なんて感じの会社もあり、ピンキリの状態です。
商品はどこもよく似ています。ほぼ全てが輸入商品と想われます。有名な商品がリフレクティックスですが、こちらはパンフレットもしっかりしていますし、宣伝も多くされています。しかし、4万円で遮熱施工管理士免許を取得し、さらに3万円で登録しないと売ってくれません。ちょっとその売り方、考え方は違うと想いませんか。
以前シックハウス問題が世の中で盛んだった頃、いくつかシックハウス関連の試験を受け免許を取りました。しかし、その中で民間の資格であるのに、何万円も登録料がかかり、申請しないと何度も何度も「まだ登録していません」と連絡が入って、困った事がありました。資格申請で金儲けをたくらんだ会社ですね。
今回もその臭いがします。こちらのリフレクティックスは今回私達が採用した商品と大変よく似ています。私達は米国から直接輸入しておろしている米国会社から代理店無しで買い入れる販路を確保できました。実に、リフレクティックスの1/4の価格で仕入れています。お客様に喜んでいただける金額で施工できると思います。
プチプチにアルミ箔を張った感じです。
この商品たった8mmで、断熱性のもポリスチレンフォーム75mm相当をうたっているメーカーもあります。実際には熱抵抗値実験データが入手できていないので正確には断定しませんが、遮熱性能ばかりでなく、断熱性のもその程度に高いことも売りの商品です。
アルミ箔に繊維を織り込んだものです。
今回採用の遮熱シートは、梱包材に使われる、いわゆる「プチプチ」と言われる直径1cm程度の空気のシートの両面にアルミ箔を張ったという感じの商品です。さらに、アルミ箔綿繊維織り込ませた感じのシートを、効果良く家に使うことで遮熱させ、夏の冷房費、冬の暖房費を低減させるものです。遮熱シートは放射熱を97%反射します。室内では冷房熱を逃がしません。施工にはノウハウがあるので、施工の仕方はここではお話しできませんが、画期的な遮熱効果があると期待しています。いくつかの工法と商品を組み合わせて、なかけんハウジング独特の遮熱省エネルギー住宅の施工仕様を確立しました。
今度、3月には施工しますので、楽しみにお待ちください。
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