鴨江K様邸”省エネルギー遮熱住宅「静岡の家」”施工
鴨江のK様邸、昨日の上棟の直後の施工として、『省エネルギー遮熱住宅「静岡の家」』の施工の1段階として、屋根の遮熱施工を本日行いました。写真を沢山添えて紹介します。
・この遮熱シートは放射熱の97%を反射します。
・湿気やカビに強く気密性、防水性に優れています。
・アメリカではクラス1の防火基準に適合しています。
・アルミは純度99.999%のアルミを使用しています。
・水の浸透率は0%、防水紙としても使用できます。
熱の移動は伝導・対流・輻射の3原則から成っています。
この比率は5:20:75で構成されています。
すなわち、一般的に使用されている断熱材は対流熱・伝導熱に対して効果を発揮しているだけです。結局熱移動の25%を処理しているだけです。
「静岡の家」の遮熱シートはこの残りの75%の熱移動に対して97%の効果を発揮するのです。
夏の暑さを跳ね返し室内に入らないようにし、かつ室内の冷房熱を室内に跳ね返し逃げ出さないようにします。
冬の冷外気も跳ね返し室内に入らないようにし、さらには室内暖房熱を逆に逃がさないように室内に跳ね返すのです。
”この遮熱シートは夏にも冬にも効果を発揮します。”
まだ、実験段階で詳しくは分かりませんが、このシートは8mmで住宅用クラスウール断熱材の100mm以上の効果があると言われています。実際に実験器具を製作中です。結果がでましたら、ご紹介できるかと思います。
屋根・壁施工すれば一般住宅の断熱に対して、2重断熱施工となり、倍の断熱性能がありそうですね。というかあります。
なかけんハウジングではアメリカの輸出会社から直接入荷するコストダウンを図りました。日本国内で今日本で一番出回っている同様なシートの"リフレティックス"の1/4の低価格で調達する販路を作ったのです。
コスト面でもどこより優れています。
では屋根工事を見てください。
下野地に貼ります。
気密シートを貼って防水性を高めます。
敷き終えました。
軒先までは施工しません。貼らないところをあえて作ります。
二重垂木に上垂木の施工です。
上垂木終了です。
二重野地の上野地の施工です。
遮熱シートと上の野地のこの隙間を反射した輻射熱が上昇してきます。
詳しくはもう少し特殊部材を使ってのノウハウがあるのですが、簡単にご紹介しました。
このあと、このお宅は外壁、床面にも全面遮熱シートをはり、さらには室内にもアルミシートを内側から貼り冷房・暖房の室内反射の対応をとります。
硝子はもちろんエコガラス施工です。
さらに、さらにまだ、夏の暑さ対策の省エネ対策を施します。
興味がおありの方は直接カトーまでご連絡ください。
katou@n-house.jp
とっても、うらやましい家ができそうですね。
小屋裏・屋根の通気は軒下/棟換気で取るとして、壁はどうしているのですか?
去年家を建てたばかりです。地元の大工さんに立ててもらったのですが、たぶん瓦を載せるのと同じ要領で施工したので防音材もなく、断熱材もスチロールを敷いてるだけです。ガルバを屋根材に使っているものだから2階の乗っていない和室が一段と寒かったので夏が心配です。そこでリフレティックスを屋根裏から貼り付けただけでは効果は期待できないですかね?ちなみに防音効果もあればいいのですがどうですかね?
屋根に金属系屋根材を葺く場合、下地に石膏ボード(プラスターボード)を敷くのが最低限の仕様です。こうしないと雨音が室にない届いてしまいます。(雨の音がうるさいってことですね)施工段階ならば防音対策はいろいろありますが、竣工後の対策は難しいですね。費用がかかります。
一般的に防音材は密度が高いほど効果があります。断熱材は空気層が多きい程効果があります。
今回は天井裏に防音シートを垂木下から貼るか、石膏ボードを貼ることが対策と思います。遮熱シートは自社実験で、8mmでグラスウール100mm同等の断熱性能が確認できていますが、防音性能は確認できていません。
垂木下に遮熱シートと貼ることは断熱効果は期待できます。ちなみにリフレテックスは販売ルートを狭め販路を狭めているので誰もが簡単に買える物ではありませんし、同じ仕様で弊社ほど安く仕入れているところはないとは思いますが、弊社程では無いにしろ、同等で安い遮熱シートがあります。リフレテックに拘らないこことをお薦めします。