いよいよ遮熱の実験開始
省エネ住宅『静岡の家』 着々とその姿を現しだしています。
今現在2棟で実験施工が行われいます。現場での評判はとて
も好評です。では実際数値的に本当にいいのか?
その実験ができる装置が完成してきました。
これから順次データーを取って、お客様に説得できる材料にし
ていこうと思っています。
今日は装置の紹介をほんの少ししましょう。
実験装置です。比較対象できるように成ってます。
左側が中間の隔てが合板12+遮熱材8mmです。
右側が中間の隔てが合板12のみです。
この隔てはいろいろなものと取り替えられます
ハロゲンランプな付きました。
見にくいですが、右側のブースの温度計です。
左が上部の部屋の温度で60.3度です。
右が下部の部屋の温度で29.5度です。
左のブースです。隔てに遮熱シートを使っています。
右が上部の部屋の温度です。64.0度です。
左が下部の部屋の温度です。26.8度です。
結果
遮熱した左のブースの上部の部屋が温度が右の部屋より
3.7度高いということは、遮熱シートを貼ると、熱が反射して
吸収されていないことが分かります。この差の熱は合板が
吸収してしまっているわけです。この熱が今度下部の部屋
の温度を上げていきます。
下部の部屋の温度を比較すると、遮熱したブースの下の部
屋が2.7度低く成っています。
夏の屋根材の温度は最高80度にも達すると言われていま
す。もっと大きな温度差がでると思えます。
温度が1度違うということがどれだけ大きな差かご理解い
ただけるでしょうか。室温を日中、ズーと1度下げ続けると時
の必要なエネルギーは莫大ものです。
金額ベースでもこれから算出したいと思います。
これがたった30分くらいの実験で、2.7度違うのですから
これは凄い結果(遮熱効果の結果)だと思います。
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