白熱電球12年までに製造中止
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『地球温暖化対策のひとつとして、甘利経済産業大臣は、白熱電球を2012年までに廃止して電球型蛍光灯に切り替える方針を明らかにしました。
地球温暖化問題をテーマに北海道で開かれた対話集会の中で、甘利経済産業大臣は、電力消費の多い白熱電球を2012年までに廃止し、電球型蛍光灯に全面的に切り替える方針を明らかにしました。今後、メーカーや消費者に協力を呼びかけるということです。
電球型蛍光灯は、消費電力が白熱電球の5分の1ほどで、寿命も長く省エネ効果が高いのが特徴ですが、価格が割高なことが課題となっています。
また、今の蛍光灯が完全に明るくなるまで2分ほど時間がかかることについて、甘利大臣は「メーカーに技術改善を要請したい」と述べました。
日本電球工業界によると06年の白熱電球の販売個数が約1億3500万個なのに対し、電球型蛍光灯は約2400万個にとどまっている。政府は全世帯が切り替えた場合の温室効果は家庭の排出量の1.3%に当たる役200万トンとみている。』
以上静岡新聞から
そうですか、製造中止ですか。
白熱球60Wの明るさは電球型蛍光灯だと12Wの消費電力ですみます。白熱球100Wに対し電球型蛍光灯22W、40Wの白熱球だと電球型蛍光灯にすれば8Wの消費電力で同等の明るさが得られます。確かに温室効果削減になります。
今日ホームセンターへ行って値段をチェックしてきました。白熱球は60Wでも40Wでも殆ど同じ値段で、150円前後でした。対する電球型蛍光灯はパルックボールが998円、パルックスパイラルが1480円で売っていました。値段的には物によって6倍から10倍していました。しかし寿命も6倍以上あるので初期投資費用がかかっても寿命でペイできそうです。
しかも消費電力が1/5ですから電気代はお得になります。
今日のホームセンターには電球型蛍光灯12Wに白熱球60Wを変えると年間2000円お得になると表示されていました。なるほど(^o^)簡単に計算してみると1日5時間使うと確かに2000円くらいのさが出てきます。
ここで注目なのは消費電力が1/5と言うことは発熱量がそれだけ少ないことにもなります。室内の温度上昇を防げるというメリットもありそうです。ここが政府のねらい目ですね。
問題もあります。2分近くも最高照度に達するのに時間がかかっては、トイレに入ったらしばらくどうしよう(^o^)なってことも・・・古くなると特に起きます。また、蛍光灯は寒さに弱く、冬の時期には点灯時間がさらに長くなってしまいます。
色についても蛍光灯は昼白色が一般的です。電球色というもの最近では沢山でていますが、現状では電球色になるまでにも時間がかかるという障害もあります。その当たりを含めて「メーカーに技術改善を要望する」と言っているのですね。
今回の甘利大臣の4月5日の発表は、洞爺湖サミットをにらんでのはなしですが、メーカーにはすでに昨年11月に通達がでているそうです。
今後を注目していきたいと思います。
電球型蛍光灯です。
螺旋をボールで覆って隠しているタイプも多くでてます。
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