設備設計一級建築士と管理建築士資格取得
蓮 輦 聯 練 蓮 輦
平成18年12月20日に公布された新建築士法では、 『設備設計一級建築士制度』及び『構造設計一級建築士制度』 が創設されました。
一定規模以上の建築物の設備設計には、設備設計一級建築士が自ら設計を行うか若しくは設備設計一級建築士に設備関係規定への適合性の確認を受けること。
一定規模以上の建築物の構造設計については構造設計一級建築士が自ら設計を行うか若しくは構造設計一級建築士に構造関係規定への適合性の確認を受けることが義務付けられることとなりました。
さらに建築士事務所を管理する建築士(以下『管理建築士』 )にも資格取得制度が創設されました。
設備設計一級建築士・構造設計一級建築士の資格を取得するには、原則として、一級建築士として5年以上設備設計・構造設計の業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う講習の課程を修了することとされており、新建築士法の施行前においてもその実施が認められている(いわゆる「みなし講習」)ところです。(改正法の施行は平成20年11月末の予定)
管理建築士の資格を取得するには、建築士として3年以上の設計その他の国土交通省令で定める業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う管理建築士講習の課程を修了することとされております。
どの新設資格にも試験が設けられ、相当難しいとの評判です。
建築士制度見直し全体像.pdf
この講習の受講申し込み関係書類の配布が各都道府県の建築士会及び建築士事務所協会で始まりました。 カトーさんはどうしましょうか、困っています。この歳で受験勉強みたいなことしてどこまで集中力が続くか自信ありません。
しかし、 『管理建築士』はどうしても取らないとこの事務所の所長が続けられませんね。
そして、 『設備設計一級建築士』にもチェレンジしようかと考えています。
どうでしょうか。
設備設計一級.pdf
実は今から30年前、大学の研究室では設備設計を専攻していたんです。大学時代の友人にその方面の人間が何人かいますが、今までその方面の専門的に勉強してきませんでしたから、僕にちょっと大きなチャレンジです。
取り敢えず受講申込書を取り寄せることにしたカトーさん。(・・;)
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