中国四川省地震から東海沖地震について
その1
中国四川省地震の被害は日に日に拡大しています。
5月17日10時現在 死者22,069人、行方不明者人1万4000人と発表されています。
中国は大変地震の多い国です。世界の直下型地震の1/3が中国で起きているそうです。
中国大陸が乗ったユーラシアプレートにインドプレートがぶつかり押し出されヒマラヤ山脈ができています。
過去に大きな地震が数多く発生しているにもかかわらず、中国では地震対策は皆無の状態です。中国で地震の対策を訴えるように成ってきたのは1998年国家防震減災法の制定以降のことと対策はつい最近からです。
中国の建物の耐震性は低く、地方では正規の規格に従って建物を建てることは少ないらしい。
地震頻繁地方であるにもかかわらず、煉瓦積んで土で固めた簡単な家が今でも一般的で、コンクリート造の建物のコンクリートの内部は煉瓦が積めてあるとのTVの報道をみました。
この国に建築基準法を守り建物を建てろと言っても、モラルが教育されていません。
ルールを守って損をするより、他人を損させても自分が得することが道理とされている国です。基準を守れ、規則を守れと言う前に、モラルの教育からしなければいけない国の悲しさです。
地方の役人の腐敗はひどく、賄賂無くして申請もできない地方の自治体の仕組みになっていて、役人が厳しく建物審査をすることもないのでしょう。
「自分だけ儲ければ他人が困っても悲しんでもいい」という中国人をモラルある人間にするには、国家が10年20年掛けて子供教育から始めない駄目でしょう。
日本では田舎のたばこ屋のおばあちゃんでも、都会のキオスクのお姉さんでも、おつりを故意にごまかすなんて聞いたことありません。中国へ観光旅行行ってみてください。見事なほど、店の人10人が10人ともおつりをごまかします。ごまかすと言うよりおつりを出す必要を感じていないようです。大きなお金を出す方が悪いと言うことらしい。私が北京に行ったときは、必死におつりを要求すると決まって逃げてしまうありさまでした。
中国の地下鉄駅の自動販売機で切符を買おうとしたら、面白いことに気がつきました。おつりが出ないのです。余分にお金を入れる方が悪いらしい。
中国人の自分勝手を語ってもきりありません。この辺でやめておきましょう。
次回に続く
コメントする