中国四川省地震から東海沖地震について
その7
さて、阪神淡路大地震での死者のうち5000人が木造家屋の下地で死んでいます。
死者の80%相当、約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死しました。
特に一階で就寝中に圧死した人が多かったと聞きます。
15分以内に5000人が死んだとされています。
震災の犠牲者6434人のおよそ1割に当たる約600人が、室内家具の転倒による圧死と推定する調査(山口大・大田教授のグループ)がありました。
家具の固定、新築住宅での家具の一体化の進めが必要です。
私達の住んでいる静岡県、ここにいつ来てもおかしくないと言われている東海沖地震では(起きる前から名前が付いているのも何ともおかしなものですが)、旧雄踏町から旧舞阪町、旧豊岡村南部の袋井市と磐田市の隣接地域から旧浅羽町北部にかけて、旧小笠町と旧大東町の接する地域、岡部町南部に隣接する藤枝市と焼津市の隣接する地域、静岡市の一部から清水港周辺、韮山町の一部等々が震度7と静岡県では想定しています。http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/higai/3a-shizen.htm
このような大きな震度の中でも生き抜くために、住宅の耐震化は必ず必要です。昭和56年6月以前に完成した家にお住まいの方は特に耐震診断と耐震補強工事が必要です。
この昭和56年6月以前の建物は多くが大破、中破と予測されています。
このお宅にお住まいの方はこのままだと多くの方は死亡、または重軽傷を負うことになります。
できるだけ早く診断し、補強計画を立て、補強工事をしてください。
このシリーズはこれで終えますが、最後に 本当に忘れてはいけない必ず来る東海沖地震です。
是非対策をしてください。
いつも楽しく拝見しています。フォ~
私の叔母も阪神大震災で被災し、なかなか繋がらなかった携帯で何が一番欲しいと聞くと水でした。
当日夜に車に水の入ったポリタンクを積めるだけつんで芦屋までぶっ飛ばした事を思い出します。
2階の納戸に水の備蓄を忘れずに。
割れたガラスにも気をつけて! フォ~
そうでしたか
特別の出来事でしたね。
家の地震補強対策も重要ですが、
建ち残るだろう家では
備蓄対策も重要ですね。
ところで、HGさん
最近HGさんTVで見かけませんね。