なかけんハウジングの家造りの基本
聯蓮
風の通る家造りの話をしてきました。
私の基本的な考え方に、
『ここ静岡県では静岡県に合った家造りがあるはずだ』という考えがあります。
1971年からの30年間の1月の平均気温は5.8℃
1971年からの30年間の1月の最高気温の平均値は
10.1℃でした。
昨年1月の平均気温は7.4℃で1.6℃も高く、最高気温の平均値でなんと4.3℃も高かったのです。
1883年から15年間の1月の平均気温は4.6℃でこの最近の30年間の平均よりさらに1.2℃低かったのです。
明らかにどんどん温暖化が進んでします。
さて、地域で考えるとどうでしょうか。
札幌市の1971年からの30年間の1月の平均気温は-4.1℃で浜松より9.9℃も低い です。
最高気温となると札幌は浜松より1月は平均11℃も低い結果が出ています。
甲府市で同じく平均気温は浜松の1月より3.3℃低く、名古屋市で1.5℃低い結果が出ています。
浜松市地方がいかに暖かい地方かが分かります。
そこに住む私達にはこの地方にあった、建物の特徴があってもいいのでは無いでしょうか。
『ここ静岡県では、夏の暑さ対策こそが今では快適な住まいとなる設計のポイントになる』が静岡に合った家づくりそのものなのです。
その一番が、『風の通る家』そして『遮熱対策の家』なのです。
静岡県高気密高断熱はミスマッチです。
今まで話してきた、『風の通る家』の考え方を参考に家の設計されることをお薦めします。
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