住宅ローン減税継続
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昨夕からの雷で、我が家の「寒太郎」君8才が大騒ぎでした。
家内は玄関に付きっきりで徹夜状態でした。雷が鳴ると何でもかみついて壊して仕舞うので、玄関に入れるのですが、昨日の様に雷があまりに近いと、玄関にいても落ち着かず狂ったように騒ぎ出し、下駄箱やら、框やら噛み出すので、付きっきりで様子見ることに成ってしまうのです。
もう大変です。
玄関脇の和室の出入り口枠も、ちょっと目を離した時に、バキバキされリフォームしました。今は12mmのベニヤで私が手製で作った下駄箱および框カバー成る物を設置して難を逃れていますが、このベニヤを壊し出す始末です。
前回は私が玄関に降りて3時までそばで座って落ち着かせていました。今回の犠牲は家内でした。
カトーさん寝ちゃいましたから。
おかげで、家内は寝坊して大あわてで会社へ出掛けていきました。
カトーさんは、朝はゆっくり新聞を読んで、10時くらいから、寒太郎と雷の様子をみて、寒太郎君を玄関に入れたり、出したりしながら(ズーと玄関に置けば楽なのですが、癖が付くと何でも玄関に居たくなるのでこまめに出しています。)会社から持ち帰った仕事をしています。
さて
今日の日本経済新聞に住宅ローン減税延長の記事が出ていました。
政府が29日(昨日)まとめた緊急総合対策を発表しました。
この総合経済対策は
【住宅ローン減税】
【高速道路料金値下げ】
【中小向け金融対策】
【環境・省エネ対策】
などの対策でなっています。
この中で、【住宅ローン減税】では、今年度で期限気切れとなる住宅ローン減税を延長・拡大するとしました。
内容は、
① 期限を5年間延長する。
② 減税対象の借入金を現行の2000万円から3000万円に拡大する。
③ 税額控除の最大額は160万円から300万円に増やす。
というものです。
ただ、住宅ローン減税の財源現在8000億円が、1兆2000億円程度にふくらむため、財務省が一般住宅向けローン減税拡充に慎重で、来年度税制改正でどこまで実現するか不透明な面もあるとも書いています。
現在の税制は【住宅借入金等特別控除】といいます。
今回少しこの制度を掘り下げてみましょう。
私のお客様でもこの制度のことを詳しく知りたい人が多いのです。
まずは、住宅ローン減税が誕生した社会的背景についてみていきましょう。
同制度の目的は、マイホーム取得を後押しすること、ですが、同時に、住宅関連業者への波及効果も期待した政策的な税制優遇です。住宅流通が活性化されれば、分譲マンション業者だけではなく、引越しやインテリア、さらに家電といった関連製品も販売が促進されますので、景気拡大にもつながりやすいのです。
しかし、平成16年度の税制改正によって、控除額は段階的な縮小となりました。当時の景気、経済から考えて、これ以上の税収減は必要ないと思われたのでしょう。完全に住宅ローン減税を廃止することは強い反発を伴うだけに、毎年政府与野党の駆け引きと一般消費者、不動産関連業者の顔色を見ながら検討され継続されてきました。
住宅ローン減税は、延長はされると見ていましたが、今回の景気後退が明確になり、当然ながら住宅ローン減税の 内容の拡充が検討されたわけですね。次回は内容の説明をしましょう。
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