平成20年9月21日
『たみおのしあわせ』
今日紹介する映画は、『たみおのしあわせ』という映画です。また、家内と観に行ってきました。
実はこの映画の上映には特別な思いで、この日を待っていました。
映画の撮影が、家内の会社で行われたからです。
そうです。この映画は昨年の2007年6月、
たみお(オダギリジョー)、の父伸男(原田芳雄)の親子を主人公に描かれた映画で、
親子の住まいが、
この「澤野医院記念館」の住居部分は明治に造られ、洋館は大正、医院部分は昭和初期に建築されているそうです。
父伸男の勤める会社が舞台の半分を占め、そこが家内の会社で中村光緑園での撮影となっています。
こちらでの撮影には、工場長や主任ほか従業員も何人かエキストラで出ています。
当時、家内から「今日は原田芳雄が来て撮影している」とか「今日は大竹しのぶが来てる」とか聞いていました。
オダギリジョーと麻生久美子が自転車でデートするシーンは
たみおと伸男が電車に乗るシーンは、天竜浜名湖線
監督・脚本:岩松 了
出演:オダギリジョー、原田芳雄、大竹しのぶ、麻生久美子、小林薫、忌野清志郎、冨士眞奈美、石田えり他
しかし、内容は残念ですが、なんと評価していいか分からない内容でした。
全編ゆったりと流れるストーリー展開で、台詞が大変普通会話としてうまくかかれていて親しみは感じるものでした。それはそれでいい感じではありましたが、大きいなストーリーの中に感動を呼ぶ展開や「ウーン」と考えさせられるもの、忘れていた何かを思い出す切ない感覚を与えるものといったものが無く、終わったときに「えっ何?」「これって何言おうとしているの?」「何を感じさせたいの?」「あのラストのシーンは何を表現しているの?」と次から次と疑問ばかり出てしまうのが率直な感想です。
自分たちに近いところで撮られた映画なので楽しみに待っていたのですが、ちょっと残念というか大きく残念かな。
でも、それでも映画ってやっぱりいいですね。
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