最後の初恋
年配の方をターゲットに、そういうストーリーなら受けるかを最初から計算してかかれた脚本です。
昔の1970年代頃には、この程度の映画が結構沢山ありました。
「難しくなく、感性で受け入れて感動してくれれば、それでいいんです。」って感じの映画が。
低予算で創る、昔ながらの、「ザ・予算映画」というのが私の感想です。
こういう映画が、映画の基本ですね。
今は情報が溢れてして、「うんちくをいうファンが納得する映画が、良い映画」みたいなところがありますが、笑いたい、わくわくしたい、感動したい、思いっきり泣きたい、どきどきしたい、はらはらしたい、少年に戻りたい、など目的をもって映画を観に行けば、結構どの映画も面白いですよね。
目的を持たずに言った人には、けなされますが、目的を持って行けば、今回だってとっても良かったですよ。
リチャード・ギアは私にとっては、何と言っても1982年の『愛と青春の旅立ち』という映画。時間が余ったので、何気なく入った静岡の映画館で観たこの映画での彼は、驚くほど素敵で、感動した映画でした。その印象が今での彼のイメージです。
ダイアン・レインは久しぶりに観たような気がします。
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