建築士カトーのヒトリゴト

建築士カトーのこだわりの設計3

『家事室』

 

  

カトーさんの設計の特徴の一つに、設計において、「家事をどうこなすか?と言う主婦の目線から考える」ということが上げられます。

 

その中で、特に奥様にお勧めなのが『家事室』です。

 

家事室1.JPG

『家事室』をどう使いこなすか?

 

『家事室』がある生活を家族の中でどういうルールで扱うか?

 

私は良く検討して頂いてから、お話を聞き設計します。

 

 

『家事室』は、私の設計の中では、お母さんに「避難場所」と考えて造ります。

 

 

サラリーマンのお父さんは土日しか着ないトレナーやジーパンなどの服が沢山あります。一度だけ着た服を、毎回洗濯してタンスにしまいますか?しませんね。

すると、どこかの部屋の隅に置いてませんか?自然とそのあたりは乱雑になってきます。

 

『家事室』に置いてください。来週また着ましょう。これで他の部屋は片付きます。

 

 

冬にちょっと出掛けたとき着た上着やジャンパーは、どこに置いてありますか。

ダイニングの椅子に掛けたりしていませんか?リビングのソファーにも置いてあったり。

いっぺんに、LDに服がはびこり、なし崩しに散らかってきます。家の品が全くなくなります。

 

そんな中で育った、お子さん達は大きくなってもそれが当たり前になります。親が子供達の品や清潔感を無くしているのです。

 

『家事室』ハンガーパイプを設け、そこに掛けておけばリビング・ダイニングはすっきり!!

 

苦労せずに子供の品や清潔感を育てる教育ができるのです。

子供達には学校から帰ってきて放り投げる上着や、ランドセルまで「家事室に置いておきなさい」と言うだけで、表の部屋はきれいにいつも片付きます。

 

 

共働きの夫婦は、洗濯物を夜します。ちょっと広めの3畳程度の家事室にしておけば、洗濯物も家事室に干せます。除湿器を回しておけば、部屋干しの臭いは全くしません。壁付きの除湿器専用機も今ではあります。

留守中に雨が降っても安心です。

 

外に干した洗濯物も、一時的に『家事室』に山にしておきます。夕食が終わって、ゆっくり洗濯物をたたむこともできます。

 

今までは、和室やリビングのソファーに洗濯物が放り投げてありませんか。

やっぱり子供の教育に良いわけないですよね。

 

子供に大人になって、お嫁さんに行って、「洗濯物をソファーに放り投げておくことは普通なんだ」と教えているに他なりません。

 

 

機能的に設計すれば、『家事室』をお母さん書斎にもできます。

作り付け家具を設け、テーブルを手前に倒すと、家計簿など付けたりの机に、下部にアイロン等仕舞うスペース造ったり、夢は広がります。

 

 

『家事室』はお母さんの緊急避難場所なんです。

 

『家事室』がどれだけ、家族に清潔感と普段からの品を形成することに役立つことか考えてください。どれだけお母さんが楽できるか想像してみてください。

 

一度、カトーに相談ください。

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コメント(1)

家事室というのは聞きなれない言葉ですが
加藤さんの造語ですか?
私は仕事人間で家事はほとんど手伝わないのですが 世の中の家事をされている方々の負担が少しでも減ることを願っています。

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