『いい人に出会いました』
実は本日は、お休みを頂いて医大で一日定期検査をしていました。
朝から胃カメラ飲んだり、大腸ファイバーやったり、それはそれで特に話題にもならないのですがその帰り、時間もまだ明るいので、こっそりなかけんハウジングの工事現場を廻って帰ろうとした時のことです。
帰り道に、浜北小松のローソンに寄った時のことです。
私は小銭を財布に入れておくのが、どうも膨らんで嫌なので、いつも車の中の小銭入れにみな入れてしまいます。
その小銭入れ、以前入院中に、同じ時期に入院して大病患っていた女の子が、ベットで作ってくれた、布の小銭入れなんですが、使いやすいように大きく口を開けられる直径10cm程の円形の財布です。
彼女を忘れないためにもいつも持ち歩いているのですが、これがちょうど満タンになっていたのです。そう、パンパン!
小松のローソンに寄って、ペットボトル一本買うために、この小銭入れをテーブルにおいて、小銭をこぼさないように出していると、「両替しましょうか」との声。
顔を上げて見ると、私と同じほどの年齢の名札にはオーナー 井口かかかれた名札。
私は「ご迷惑では?」というと
「込んでいるときに、時間書けて小銭沢山出されると困りますが、今空いていますから、どうぞ」というのです。
結局。1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉をごそごそとテーブルに出し、二人して数えだしました。
空いているとはいえ、他にお客様がいないわけではありません。どのように二人を見ていたのでしょうか、ちょっと恥ずかしい気持ちで数えていました。
結局、この財布には100円玉が67個、併せて9500円ほど小銭が入っていました。
なんとも、親切なオーナーの井口さんの行為に、ほのぼのとした気持ちで家路に帰ることが来ました。
いい人っていいですよね。
私の普段目的としている、一番の生活信条です。
"できるだけいい人に近づきたい"、しかし自我が出てしまい、なかなか難しいです。
近しい周りの人からすれば、笑っちゃう話かも知れません。
しかし、いい人にならなければ、本当に、誠実に、家を建つ人の身になった設計などできるわけ無いと信じています。
「カトーさんに設計して持って良かった」 、 「なかけんハウジングで良かった」と言われるために、人間修行はこの年でも続いています。自我と戦っています。
私が居る限り、私が責任者をしている中村建設(株)住宅事業部のみんなも同じです。
チームカトーですから。人柄を磨くことが一番大切としています。
うちのみんな、頼むよ。
いいお話ですね。コンビニでいい人(店員)に出会う確率はかなり低いと思いますが、たまにしっかり「ありがとうございました」と言える若者の店員に行き会うと、気分が良くなります。
しかしよく考えると、そっちの方(ちゃんとお礼が言えて)が当たり前なんですよね。麻痺していることに気がつかないといけないですね。