『住宅ローン減税控除額上限「600万円」を軸に』
10月29日日本経済新聞の一面記事です。
いよいよ住宅ローンの今後が見えてきました。
記事によると、政府・与党は2009年度の税制改正で、住宅を取得した人が住宅ローン減税で所得税額の控除を受けられる上限を今の160万円から、過去最高の600万円に引き上げるなどの制度で検討に入ったと書いています。
現在の住宅ローン減税制度は
入居1-6年目
住宅ローン残高(対象借入金限度額2000万円)×1%
控除額20万円×6年=120万円
入居7-10年目
住宅ローン残高(対象借入金限度額2000万円)×0.5%
控除額10万円×4年=40万円
控除額は最大で160万円
となっています。
政府はこれを上限最大600万円程度に、対象となる借入金の上限を5000万円-6000万円で調整すると書いています。
控除額は検討中としながらも、10年1%が有力で、期間10年で借入金6000万円以上の場合控除額は最大で600万円になるよう制度を設計するそうです。
しかし、6000千万も銀行借り入れして家を建てる人はどんな人でしょうね、この厳しい時期に。
それに、これは所得税減税ですから、事前に年間60万円以上の所得税を支払っている人が対象です。600万円の減税とはならないけれども、それでも今の160万円を超えて減税額が増える対象となる方は、大幅に増えるはずでうれしい減税改正となりそうです。
なかけんハウジングでは、ローンの事にも親切にアドバイスしています。金融機関へ代行で打合せにも行っていますので、ご相談をお掛けください。
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