『免震建物点検技術者資格更新講習会』
今日は東京へ出掛けてきました。
社団法人日本免震構造協会が出している、免震建物点検技術者資格の更新講習会へ出るためです。
カトーさんは、免震関係は専門分野です。免震建物施工管理技師の資格とこの免震建物点検技術者の資格を持ち、免震建物の建築にあたることができます。
なかけんハウジングは2001年に、在来木造の免震住宅を一般建築確認申請で建てた、静岡県で一番最初の会社です。
美咲台の免震モデルです。(現在は一般にお売りしました)
このときは、とにかく免震住宅等というものは誰も見たことが無く、各市町村、県の役所関係者の見学会を連日行ない、多くのお役人さんが見に来ました。
それくらい、他社の図抜けて先んじて新工法を積極的に取り入れてきました。
カトーさんはその時、設計担当者をし、相当勉強しました。詳しくも成りました。
今、日本に免震の建築物は5000棟在るそうです。
このうち住宅が3000棟、ビル建築物が2000棟だそうです。
ビル免震建築物は1995年1月17日の阪神淡路大地震をきっかけにその翌年から毎年150棟平均で全国に建築されています。
その建物には必ず、この免震建物施工管理技師が施工に付かねば成らず、またその後の点検も免震建物点検技術者が点検しなくてはいけません。
しかし、免震建物自体がそう無いため、資格取得者多くはありません。この免震建物点検技術者は全国に863名がいるだけだそうです。
今日の更新講習会には、全国から東京に集まり更新講習を行いました。
南は九州、沖縄から来た人もいたそうです。なんとこの資格更新講習のため、中国から一時帰国して参加してきた人もいるそうです。
貴重な資格だと、ちょっとびっくりしました。
ただし、講習は45階47階などの超高層ビル免震などと、大きなお話でギャップも感じましたがね。
でも、またいい勉強になりました。
日々、勉強ですね。
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