『今年最後の映画・今年51本目の映画』
今年最後で、今年51本目の映画を観てきました。
とその前に、家内と二人でTOHOシネマズ「1ヶ月フリーパスポート」をgetしました。
今から1ヶ月間何本観ても無料です。正月中はやはり個人の動きがなかなかできないので、4日にいけるかどうかです。でも10本くらいは行きたいです。昨年のフリーパス期間は17本観ましたよ。
さぁ。今日紹介するのは『ワールド・オブ・ライズ』
この映画、玄人好みする映画です。
娯楽としては、今ひとつ楽しくない女性には受けないだろうな的映画です。しかし、内容は大変細部まで計算された映画です。まさにリドリー・スコット監督映画です。
最初に言っておきたいことは、最近のディカプリオは好きです。若いときの作風・キャラを払拭しようという意気込みが感じます。「演技派俳優の名を何とか手に入れたい」感が最近感じます。『アビエイター』、『ディパーテッド』そして感心したのは『ブラッド・ダイヤモンド』の役作り、そしてこの『ワールド・オブ・ライズ』はそのまま最近に彼の意気込みを感じます。「俺は、トム・クルーズやブラッド・ビットみたいなちゃらちゃらはしない」と言わんばかりです。
さて、この映画を語るには、やっぱりリドリー・スコット監督です。最近の監督では計算の仕方の正確さ、リアルさ、迫力さを映画に出すのはこの監督が1番かもしれません。
過去の作品がそれを物語っています。
今回と同じラッセル・クロウ主演の『アメリカン・ギャングスター』(2007)
カトーさん大好きなオーランド・ブルーム主演『キングダム・オブ・ヘブン』 (2005)
アンソニー・ホプキンス演じるレクター博士が恐かったですね『ハンニバル』 (2001)
カトーさん大好きな映画『ブラック・ホークダウン』 (2001)リアルさが凄かった。今でも時々自宅でDVDで観ます。
アカデミー賞ノミネート作品『グラディエーター』 (2000)
松田勇作、高倉健、マイケル・ダグラスの『ブラック・レイン』
あの『エイリアン』 (1979)
これらの作品がリドリー・スコット監督作風をよく物語っています。
今年締めくくりの映画として、私的には満足でした。こういう感動を味わうを無縁な映画も映画ファンならいいと思いますよ。興業収入的にはちょっとかも。
さて、カトーさんのブログも今日が最後となります。明日から暮れとお正月で時間が取れません。
1年間お世話に成りました。
皆様にとって良い年末年始でありますようお祈りいたします。
良いお年をお迎えください。
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