『住宅ローン減税の話』
この不景気で政府は不景気対策として住宅ローン減税拡充など積極的に行っていますが、銀行も金利が下がってきています。地場の信金さんの例を取っても平成20年11月と今年1月の基準金利に0.2%の差が出ています。この先さらに金利優遇が進むかもしれませんね。
さて今日この話題にしようと思ったのは、以前から一度話しておきたかった事があるのです。
意外と知らない事実・・いやいや殆ど知られていない事実があるのです。知らないでいると大きな損を被ることになります。
是非、じっくり読んでください。
先ず住宅ローン減税について
住宅ローン減税(所得税減税)制度の適用期限が5年延長されました。
昨年末までは控除対象借り入れ限度額が2,000万円でしたが5,000万円まで引き上げられました。控除期間は10年間、控除率は1%です。
ただし、5,000万円を借り入れして家を建てることができる方は、相当年収のある高額所得者に限られますね。さらにこの制度は所得税減税です。当然納めた所得税以上には減税されません。2,000万円ローン組んで、1%で200万円の控除がされますが、年間200万円以上所得税を支払っていなければ戻りません。なかなかそんな人いませんね。
住宅ローン減税制度の最大控除額まで所得額が控除されない方は控除されない額について翌年度分の個人住民税から控除されます。ただし、最高額97,500円までです。
いずれにせよ、資金力のある方は今からが借り時になることはまちがいありません。
詳しくは12月16日のブログをご覧ください。
さてそのローン基準金利に対して、諸処の条件を満たしていくと金利が優遇されます。
例えば1.給与振り込みを指定されていると0.2%優遇。2.年金振込を指定していると0.1%優遇。3.公共料金自動振替していしていると0.1%優遇とか等々多い銀行では10項目程度有り、最大優遇幅をJAさんで0.7%、えんしんさんで1.5%、はましんさんで1.2%などいろいろ違いがあります。
この金利優遇が無くなる事態が発せしたらどうしましょう。
続く
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