建築士カトーのヒトリゴト

住まいの安全③

『ヒートショックに私達はどうする』

 

 

高血圧の人や高齢者は、冷えた体を温めることによる急激な血圧異常『ヒートショック』を起こす可能性があります。

脳卒中や心筋梗塞など、さらに重い病気を引き起こすことにもなりかねません。

 

では、私達は個人の努力でどうしたらいいのでしょうか。

 

個人でできる注意事項を上げてみましょう 

 

 

1.入浴は40度以下の温度が目安です。熱い風呂に入るのは禁物です。

  日本経済新聞によると、ユズや大根の葉などを入れると発汗作用がありぬるま湯でも温まるそうです。

 

2.飲酒や意外と知られていないのが食事の直後の入浴が危険だそうです。

 

3.入浴前に水分補給しておく、水分の吸収は胃ではく腸でので、30分前くらい前に飲んでおきましょう。

 

4.普段から血圧の高い人は、一番風呂は避ける。

 

5.暖房器具がない浴室をお持ちの方は、入る前にシャワーで浴室に湯をまき室温を上げてから入る。

 

6.浴槽のふたを開けたまま湯を沸かす。

 

7.風呂から上がるときは急がずゆっくり上がる。

 

8.飲酒・食後の入浴も避けますが、深夜の入浴、早朝の入浴も避ける。

 

9.トイレや脱衣室には小さな暖房器具を置く。

 

10.冬の早朝の散歩は避ける。

 

是非みなさん、自分だけは大丈夫と過信せず、日頃から注意しましょう。

 

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