『ジェネラル・ルージュの凱旋』
今日は本当に久しぶりに、劇場に足を運びました。
昨日夜打合せでおじゃましたお宅のお客様と映画の話で意気投合して話をしていると、「 『ジェネラル・ルージュの凱旋』まだ見ていないの?あれはいいよ」とのアドバイスで今日はこの映画で決定。
今年17本目を見てきました。
現役医師・海堂尊の大ベストセラーを竹内結子と阿部寛の主演で映画化した、医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編
今回は、日本で社会問題化している救急医療問題を題材に取り上げています。
監督:中村義洋 前作と同じ監督です。
出演:竹内結子、阿部寛、境雅人、羽田美智子、山本太郎、貫地谷しほり、國村隼人、野際陽子
救急救命センター長速水(境雅人)は片端から急患を受け入れてしまう問題児の医者を演じる。
しかし、人を助けるという医者の本意を忘れていないだけ?
私は以前長く入院していました。その時に強く感じたのは、患者がベルトコンベアーに流れてくるので処理していると感じさせる医者と、毎日必ず帰る前にベットまで来て様子を見に来る本意を忘れていないだろうと思われる医者と、二つに分かれていました。
看護師さんも同じです。
ある時看護師さんに、「看護の様子から、心が入っていない人と、入っている人(看護師さん)がいると感じる」と話したことがあります。
その時の看護師さんは26,7歳でしたが、泣きそうな声で、「入ったばかりの時は熱い心でやっていたのにいつの間にか時間を過ごしてしまっている」と反省の弁を素直に言ってくれました。
その看護師さんとは退院後にお酒を飲みに行く仲になりました。
カトーさんもいつも心に問いただしていることがあります。
「誠実に仕事をしているか」
医者を見る度、患者を流れ作業扱わないでほしいと思うように、「家を建てる人に、誰にも等しく誠実に、この人の為に家造りにかかわろうとしなければいけない。マンネリしてはいけない。お金はいただくが満足を与えられるだけの成果としていただく、お金儲けだけに走ってはいけない」
「人として正しい人間でいなければいけない、忘れていないか」
映画を観て感動しては、「自分に人様の家を設計する人間として、正しく行わなければいけない、マンネリしては決していけない」とと言う信念持続させています。
この映画の中でも、本来の心の中には誰にも正義がある。とまとめています。
映画って本当にいいものです。
この映画に出てくる人達も、最後には皆が人間としての正しいこと。医者としても本意・正義を思い出し、行動しだします。
結構面白い、カトーさん的に評価する映画です
コメントする