『デュプリシティ~スパイはスパイに嘘をつく』
私が本当によくできた映画と評価しているボーンシリーズの脚本を書いたトニー・ギルロイが脚本監督という事で、大変期待していったのですが・・・・・・
隣の40代の女性がクライマックスでいびきをかき出しました
おそらく眠たい人が大勢いたのではないでしょうか。
監督・脚本:トニーギルロイ
主演:ジュリア・ロバーツ、クライヴ・オーエン
企業対企業のスパイのお話です。展開が早く(トニー・ギルロイの映画は顧みるとみんな展開がめまぐるしい)て、私程度の頭ではついて行けません。必死に整理して内容について行こうとするのですが、途中で最後の落ちが私に分かるのか心配になってきました。
最近のこの手ハリウッド映画は展開が早く飽きさせない手法と取っているというか、場面をいじりすぎ?画面を楽しむ前に、字幕追っかけるのに大忙しです。
後ろのほうで声を出してジョークに笑っている人がいましたが、明らかに外人さん!!
英語が分かる人がうらやましくなる映画です。
しかも、途中で、過去に何度も戻ってそのときの様子やらを展開するので、次のシーンがその続きか現代に戻ってのシーンかも分からなくなってしまいます。
この映画、昨日の『グラン・トリノ』と正反対、
「DVDでてからでもいいでしょうか」と聞かれたら、
「そうですね。しかも吹き替えで観た方がいいかも」、と答えます。きっと。
クライブ・オーエンもちょっと主演という俳優さんではないような気がします。
ジュリア・ロバーツも特に好きでも嫌いでもない女優さんですが、老けましたね。それにこの手のてきぱきした、機敏な印象がほしい役にはあわない気がしました。
結論:カトーさん程度の頭の回転では字幕ではついて行けいない映画です。
内容も大人の娯楽映画で特に感動物でもありません。楽しんだ?じゃあOKという感じ
「いつかまた観る」ということもきっとないと思われる映画でした。
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