『世界で一番やさしい木構造講習会』
今日は、昼前に昨日に続いて新幹線に乗って浜松から移動。
静岡市で静岡県建築士会主催で行われた「世界で一番やさしい木構造講習会」 に参加してきました。
山辺豊彦という先生の講習でしたが、本当に驚いたのはわかりやすい講義のしたかた、ポイントの的確な説明です。
今回テキストで使われた本を資料に、皆さんにも大事なところを少しこのブログでもご紹介していこうかなと思ってます。
今日は木構造の入り口、木造の構法の種類を説明しましょう。
①伝統構法
神社仏閣タイプと住宅タイプに分けられます。
神社仏閣タイプは、太い柱や梁・貫・厚い土壁や板壁などで構成する構法
住宅タイプは神社仏閣タイプに比べ部材が細くなる。
②在来軸組構法
梁と柱を組んで軸組を構成し、そこに壁や床を取り付けていく構法。
筋交いなどの耐力壁がある。
③枠組み壁構法
柱を持たずに枠材に構造用合板などを釘止めしたパネルで躯体を構成する構法。
2×4(ツーバーフォー)構法など。
④集成材構法
大空間を構成するために採用される事が多い構法。大きな断面の柱と梁材によるラーメン架構、などの構法でなる。学校の体育館などで最近見かけます。
⑤丸太組構法
丸太を木または鋼製ののダボでつないで井桁のように積み重ね、壁面を構成する構法。
ログハウスなどの建物。
木構造から離れると
⑥プレハブ工法
⑦軽量鉄骨構法
⑧重量鉄骨構法(ラーメン構法)
⑨鉄筋コンクリート壁構法
⑩鉄筋コンクリートラーメン構法
などがあります。
なかけんハウジングで取り扱っているのが、木構造では②の在来軸組構法です。
木構造以外では、⑦軽量鉄骨構法、⑧重量鉄骨構法(ラーメン構法)、⑨鉄筋コンクリート壁構法、⑩鉄筋コンクリートラーメン構法などに実績があります。
そりゃ、総合建設業の中の住宅事業部ですから、得意ですよね。
今後木構造の在来軸組構法、この構法について都度お話ししていきましょう。
なんだか、やっとブログらしくなってきました。だんだんブログのペースが戻ってきた感じです。
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