『富山県氷見市の実家に里帰りしてきました』
富山は家内の生まれ育ったところです。
実家は専業農家をしています。
80歳になろうかという父と75歳になる母の年老いた親が二人で住んでいます。
そんな事もあり、昔より最近の方が足を運ぶ回数が増えています。
毎回紹介する実家です。
親の話ですと、文久(1860年ごろ)とかの建築だそうです。いずれにしても幕末ですね。
家の痛みも相当ひどくなっています。
内部の床なども相当痛んでいるのですが、外壁の白壁が気になります。
150年の年月を過ぎ漆喰の下の土壁までが剥がれ出しています。
(昭和29年ごろ大改修しているようです。実際は50年ぶりの外壁改修だと思います。)
そこで、今回知り合いの業者さんを呼んで、外壁をみてもらいました。
正面の外壁です。窓の上は一般住宅で3階の高さほどになります。
北側の下屋部分です。
座敷のある池側です。 北面です。
漆喰がだいぶ剥がれています。調査してもらったら、きれいそうに見えるところでも浮いているところが多いようです。
思い切って足場を掛けて外壁の漆喰を落とし塗り替え、高いところのむき出しの梁部分も防腐剤塗りを行う事にしました。
リタイヤしている、年金だけが収入の老夫婦には大きな出費です。
しかたなく我が家からも○十万円の援助を行うことにしました。
我が家の修理もしたいところが沢山あるのにねぇ。
自分たちでできるところは自分たちで手を掛けないといけません。
今回、防虫防腐剤のキシラデコールという塗料を持参し、遊びにはどこへも行かず、塗れるだけ塗ってきました。
しかし、まだほんの一部です。
秋の連休にもまた出掛け塗ってこようと思います。
そうそう、屋根裏でムササビが巣を作っているらしく、明け方になると運動会を始めます。
ネズミの足音の騒ぎではありません。狸かイタチが走り回っている感じで音が大きく、ネズミより大股なのが分かります。
裏山で、ムササビが飛ぶのを今回初めて目撃しました。
大変な田舎です。
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