『家屋の耐震補強のすすめ』
さて今回、静岡沖地震の被害の報告をしてきました。
それでは、私たちは今後どうすればいいのでしょうか。
当然、私がお薦めしているのが、家の耐震診断・耐震補強工事です。
耐震補強することで、本当に死亡災害からは免れる方が大勢いらっしゃるのです。
今度来ると言われている、東海地震、その予測死亡者数は5851人です、そのうち建物災害で失われる命は4646人と推測されています。
このうち、全ての建物が耐震補強されれば、7割の人数が減ると試算されいます。
是非、みんさん、特に昭和56年5月31日以前に家を建てられた方は、急いで補強工事を行ってください。
ここに、いい実験データがあります。
この2棟は、ほぼ同じ間取り、同じ形の古い建て売り住宅です。
兵庫県で広く民間に呼びかけ、好意で頂いた家を実験会場に移築たものです。
右側の家は、移築しほぼ同じ状態に復元しました。
左側の家は、移築後、耐震診断と行い、正しく補強工事を施した家です。この補強工事が命を助けるいい見本となりました。
いかがでしょうか。
補強の威力がでてますね。
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