『私達の仕事』
中村建設の社員は、お客様や業者さんによく言われる言葉があります。それはなかけんハウジング(中村建設(株)住宅事業部)の社員とは限らず、全社的にです。
その言葉をなかけん社員は誇りにも思っています。
中村建設の社員は、 「まじめだ」
私は、新入社員の頃から、先輩社員にその都度教育されてきたことが沢山あります。
なかけん社員は「紳士であれ」
なかけん社員は「電話でどなるようなことはするな」
なかけん社員は「協力業者さんたちに上から目線で物言うな。社会人として同等の人間であって、決して元請け会社が偉いなどと思うな」
なかけん社員は「人を騙すようなことはするな」
これらは、若くして急死され、すでに他界してしまったある先輩社員の教えです。
彼は良くお酒に連れて行ってくださったり、楽しい先輩でしたが、現場では大変厳しい人でした。
朝は、「新人は誰より先に出社して、掃除を終えて、机の上に先輩のお茶を出しておいて、先輩を迎えろ」と怒鳴られたことが懐かしく思い出されます。
今は先輩社員に朝お茶を入れる社員はいません。時代も変わっていますから。
しかし、精神は同じことだと思っています。
彼が教えるのは「いかに実直であるか」「いかに正しくいられるか」でした。
「人として何が正しいか」
先輩に対する敬いの違いは、お客様に対する接し方に出ます。
目の前に立ち向かう、住宅建築が、私の今の仕事です。
それは決して、マンネリ化せず、毎回一人のお客様の家造りに真剣に立ち向かうことが、「人として正しいこと」であり、仕事姿勢だと思っています。
それがしっかりでき、そしてその真剣さがお客様にご理解いただいたとき、お客様はいつしか毎回友人に変わっていきます。
私達の仕事では、そのまま「自分の人柄を出すこと」でいいと、最近考えています。
決して、マンネリ化しない、流れ作業にならない、誠実な気持ちを持ち続ける、真摯たるなかけん社員なら、そのままの自分を出せば、人柄がでます。
それが私達がすべき仕事です。
今日はいろいろな事があり、今改めて、こんな事を考える自分です。
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