建築士カトーのヒトリゴト

LED照明の特徴

『LED照明の特徴』

 

今年には入って、国内の各電気メーカーから従来の白熱電球に変わって、使用可能な60W相当以上のLED電球が次々発売されています。

 

2月に東芝ライテック、6月にシャープ、8月NEC、9月にパナソニック、日立、三菱が売り出しました。

 

では、LEDにはどんな特徴があるのでしょうか。

昨日にも説明しましたが、もう少し詳しくお話しします。

 

まず特徴として

 

1.長寿命

  白熱灯に比べ40倍の寿命です。

  白熱灯1000時間に対してLED照明は40000時間

 

2.低消費電力

  白熱灯に比べ1/9の消費電力

  白熱灯54Wに対しLED照明6W

 

3.調光が可能

  蛍光灯は基本的には調光ができません。それに比べLED照明は白熱灯と同じく調光ができます。

 

4.虫を寄せない

  理由ははっきりしていません。LEDでも特に黄色にLEDは虫除けになるとの報告もあります。

 

5.器具の小型化

  LEDは小さいですから当然ですね。

 

6.光の直進性

  従来の照明は、光源から拡散したがる性質がありました。ですから、スポットライトなどのような狭角と言いますが、狭い範囲をスポットで照らすにはどうしたらいいかが課題でした。しかしLEDは直進性が高く、拡散性が低い、その為、信号機などにでは遠くまで光が届き有効的な使い方と成ります。

室内のスポットライトにも効果的です。

 

LEDを現在家庭用に効果的に使うには、「ニッチに使う」、「壁の絵などを照らすスポットに使う」、リビングの調光用ダウンライトに使う」、「取替が難しい吹き抜けに使う」「階段のフットライトに使う」などが今のところいいのではないかと思います。

 

 

 

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: LED照明の特徴

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.my-design.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1603

コメントする

カレンダー

<   2009年10月   >
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

アーカイブ