『サイドウェイズ』
2005年アカデミー賞脚色賞受賞、2004年のゴールデングローブ賞(コメディ/ミュージカル部門)作品賞の『サイドウェイ』のリメイク映画です。原作には『ズ』付きません。『サイドウェイズ』ではなくて『サイドウェイ』です。
今年52本目の映画でした。
2005年のアカデミー賞は『ミリオンダラーベイビー』が賞を総なめした年です。
私はこの作品を劇場でもちろん見ています。
とっても、流れる雰囲気が気に入った映画でした。
今回リメイクということで楽しみに出掛けてきました。
この映画最初にご紹介しておきます。
「40歳以上の方のみみてください」
年を取りを知らぬ間に老いていく自分があります。それに気づくとき、どきっとして、じーんと熱くなって、むなしさがあふれてきます。
老いて、様々な経験を積んで今に至っても、10代のこのろの恋い心は忘れる物ではありません。持ち続ける物です。ホッとして顔が赤くなった時のことも鮮明に覚えている物です。
私も17歳のころ付き合っていた彼女がいました。35年も前のことです。
他校からあこがれのマドンナで有名な美人でした。
懐かしい思い出です。
その後2年の交際を続けた後、それぞれの道を進み、今では互いに子の親となっています。
今でも数年に一度の程度で偶然会ったりしますが、懐かしさはよみがえります。その時はいつも今でも特別な人して親しみを込めて会話します。
本当に充実した青春を送ったなぁと懐かしく思い出します。
この映画は、中年に突入した世代への応援歌です。
ポジティブに生きていこうとする中年への応援歌です。
懐かしいのですが、懐かしいだけでなく、今後の未来へ向かっても頑張ろうという応援歌です。
ワインを飲みながら(劇場ではちょっと無理?)ゆっくりゆったりと楽しみながら夫婦で見ると良い画です。
日本人は、小日向文夫、生瀬勝久、鈴木京香、菊池凛子の4人だけで、映画本編もほとんどこの4人の絡みだけで進んでいきます。
ゆったりと力の抜けた自然体の演技がとってもすばらしかったです。
こういう映画を批判するする人にはなりたくありません。
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