『風が強く吹いている』
今日は、忙しいので映画はどうしようかと考えていました。
実家では建設中だったお寺が完成し披露の法要があり、それに出席しなさいなどの連絡もあり、あれやこれやの朝でしたが、結局お寺は母が一人で出掛け、私がいくことはやめました。
少しの時間だけでもと会社に出掛けました。
会社では、左官、渡辺、鈴木、仲田が休日出勤していました。みんな忙しく休みにも出てきています。
最近は、この私にしては珍しく、夜になると気になり、今の仕事をどうこなそうかと考えて込んでしまいます。
本当に最近では思い悩むなんて珍しいのですが、家で仕事の事を思い出すと、心臓がドキッとなるほどです。
大変、大変、
それでも映画が見たく、会社の帰りに、TOHOに家内と待ち合わせ18:40からの『風が強く吹いている』を見てきました。
さてこの映画、
監督は映画初監督の大森寿美男監督
出演は、小出恵介、林遣都、中村優一、川村陽介、橋本淳、ダンテ・カーヴィ、森廉、内野謙太、斉藤慶太、斉藤祥太
箱根駅伝に挑む大学生たちの青春を描いた、直木賞作家・三浦しをんによる同名小説の映画化です。
箱根駅伝を題材にした、感動映画です。出演者はハードな練習を積んでの出演だったそうです。一昨日夜中の零時過ぎに、FMを布団の中で聞いていたのですが、それはこの大森監督の対談番組でした。
この作品についていろいろ語っていました。
林くんは、相当、専門的に陸上の練習を積み、指導した大学がスカウトしたいと言い出すほどのすばらしさだったそうです。
この映画は、いい映画の仲間だと思います。
若者が観に行って、良い点数付けるのでしょうね。しかし、中年の私には「サイド・ウェイズ」の方がやっぱり上かな。
私はというと最初から、この映画の中の小出恵介ばかりを注目していました。
さわやかな笑顔、『ROOKIES』でもそうでしたが、劇中でみんなをまとめ上げる役がよく似合います。
「走る」のこん作品の題材より、青竹寮の仲間全員が、小出恵介演じる清瀬灰二(ハイジ)に頭が上がらない。
「彼が言うなら箱根を目指そう。」という。
この指導力。
人間の魅力。
たまらないと思ってみてました。
小出恵介には本当にこんな役が似合う。
私には、どうだろう。・・・全然ない
ならば、少しでもああなろうと考えているだろうか?。・・・考えてはいる、それもいつも。
しかし
いつも愚痴ばかり、事務所のみんなに言ってしまっています。
仕事の量では見本を見せているつもりですが、それだけなようで・・・
人として手本になっているだろうか?・・・全然×?
どうしても褒めることが苦手で、愚痴と説教ばかり言ってしまっているようです。
良く出来る部下ばかりで、他の部署のから見るとうらやましい人材の住宅部なのに。
なのにどうしても、「人間的に大きくない自分がいて、いつも情けない」と反省ばかりです。
「素直に褒められない、すぐに愚痴る、後悔する、小さな自分」ばかりが目立ってしまいます。
そんなことを思いながら、反省しきりでこの映画をみていました。
映画って本当にいいですね。
「単純に」、「素直に」、"感動"も、"反省"も、"奮起"も、影響を受けることができる。
時として自分をふと眺めることができます。
今日はどうも、個人的感情が出過ぎました。
すいません。
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