『木造住宅耐震補強のテクニック』
今日は、昼からの研修に、齋藤君と連れだって三島市商工会議所まで行ってきました。
山辺豊彦先生の「木造住宅耐震補強のテクニック」という研修会です。
山辺豊彦先生は、木造住宅の構造関係では大変有名な方です。
私は、今回山辺先生の研修会に参加するのは2回目となります。
山辺先生の言っていることの説得力があるのは、そのお話の全てが、耐力壁破壊実験などにより検証された話しばかりだからです。
「理論でこのように構造は納まることがいい」 に対して ベテラン大工さんが「伝統的にこのように納めることがいいとなっている。昔からの知恵にはかなわないのだ」などと言う、相反する構造の納まりの考え方を全て実験で検証してきている先生です。
その、説明の明確さが大変聞く者を引きつけます。
私も、この先生の2回の研修、ビデオ研修で、「目からウロコ」の体験をしてきました。
構造ばかりは、
「自分の感性を決めるものでもなく」 、 「自分の感覚で納めるもの」 でもありません。
あくまで、「実験検証された裏付けの元に部材配置・部材設計」を行うものです。
今後も常に力学の勉強に努め、構造第一の家づくりを進めたいと思います。
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