『地盤の良い土地を選ぶ』
みなさんは、土地を購入して家を建てようとする時、どんなことを検討して購入しているでしょうか。
今度は、土地購入時に検討するべき点を少しみなさんと検討したいと思います。
今日は『地盤の良い土地を選ぶ』と題しました。
良い地盤がいいに決まっています。が、しかし、最近の地盤改良技術と、地質調査の確実性のおかげで、その土地にその建物に合った、地盤改良(杭、柱状改良、表層改良など)が行われれば、それほど神経質に軟弱地盤をおそれることも無いと思います。
しかし、購入するとなればどうでしょう。
よほど特別の理由が無い限り、良い地盤の土地を選ぶことが大切です。
それは、坪単価からの観点からそう考えます。
土地の相場は、意外と地盤の善し悪しが価格に反映していません。
「学校に近い」
「買い物に便利」
「電車がある」
「駅に近い」
「北側道路付より南面道路付」
などの項目の方が価格には優先されます。
地盤の良い場所と悪い場所は、案外100m違うだけで、その差が現れるところが良くあります。
そこに上記条件が同じだと坪価格に大きな違いが出ないことが多いのです。
しかし、そこには家を建てるときの基礎下にかかる値段が変わることは当然です。
40坪程度の家を建てる場合、杭を打てばすぐに150万円です。
良い地盤が比較浅く柱状改良で済んでも、100万円くらいはかかります。
もっと浅くて、表層改良で済んでも数十万かかるでしょう。
土地が60坪くらいと想定すると、坪3万円くらい地盤の良い場所悪い場所で差がないと、同等にはなりません。
しかし、条件が同じだと、地主が同じ場合そこまで変わらないので現実だと思います。
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