『今年度一級建築士試験合格発表』
一級建築士試験は、建築士法第13条及び第15条の2の規定に基づいて、国土交通大臣の指定試験機関である(財)建築技術教育普及センターが実施しています。
12月17日、その発表がありました。
今年7月26日の学科試験受験者は、42,569人
学科試験の合格者は8,323人 19.6%の合格率です。
そこで、学科試験合格者8,323人と、昨年の不合格者で今年も受けることができる4,373人のうち12,696人が、 (どういうわけか151人は受験していません)、設計製図試験(二次試験)を受験しました。
そして最終合格者は5,164人と発表されました。
製図試験の合格率は41.2%、総受験者からでは11.9%の合格率でした。
製図試験の合格のポイントが、国土交通省のHPに出ていました。PDFでご紹介します。
過去の一級建築士試験結果を調べてみました。
平成16年 最終合格者 5,470人 総合合格率10.5%
平成17年 最終合格者 5,548人 総合合格率11.1%
平成18年 最終合格者 3,579人 総合合格率7.4%
平成19年 最終合格者 3,705人 総合合格率8.0%
平成20年 最終合格や 4,144人 総合合格率8.1%
これを見ておわかりですね。今年は合格率では、この6年で一番高いことになっています。
合格の学歴・資格は
1.大学卒業者 70.3%
2.二級建築士 19.2%
3.各種学校 6.4%
年齢別では
1.30歳から34歳 32.8%
2.27歳から29歳 23.7%
3.35歳から39歳 18.1%
4.24歳から26歳 14.8%
5.40歳以上 10.6%
若い年齢で簡単に取れていないことが分かります。
次に一級建築士設計製図試験の大学別合格者数
1.日本大学 273人
2.東京理科大学 187人
3.早稲田大学 131人
4.芝浦工業大学 115人(カトーさんの母校です)
5.工学院大学 102人
6.大阪工業大学 96人
7.近畿大学 91人
8.法政大学 79人
9.東海大学 74人
9.明治大学 74人
この続きの詳しくは、国土交通省HPで
悲喜こもごも、喜びと涙の合格発表ですね。
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