『平地を選ぶ』
当然ですが、土地と道路に、または隣地に段差が無い土地を選ぶことが有利です。
購入時不動産関係者は、「外構に余分にかかる分地代が安くなっています」と説明しますが、多くが平地に比べて安くなると言う金額では、外構分をカバー出来ない!
これが実際です。
200㎡の土地が1m道路より高いとします。L方によう壁を施工するとおよそ30m必要です。お隣が自分側に駐車場を設けると、そこに面する境界の段差はやはりこちらの責任でよう壁を作る必要があります。
6mは必要でしょう。30mが、36mにさらに増えることになります。
このよう壁だけで、150万円程度はかかってきます。
さらに、駐車場部分、アプローチなどの外構も平地に比べ割高になります。
玄関に向かうアプローチには沢山の階段が必要です。
結局その余分にかかる費用は、平地部分の値段から比べ、値引きしてもらい安くなった金額で補うことは難しいことが多いのです。
しかも、よう壁部分近くに家本体が乗ってしまうと、圧密沈下で、将来長い時間をかけて地面が下がる危険もあります。(しっかり地盤調査し対処すれば大丈夫ですが)
また、道路斜線も平地に比べ不利になってしまいます。補正がありますが、やっぱり不利です。
出来れば、平らな土地を買うことが全てに安全ですね。
ただし、しっかり不動産屋さんと交渉すれば、逆手に取ることも出来るので、しっかり専門家に相談し、損せず得を取るようにしましょう。(カトーさんに聞いてください)
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