『土地の価値』
今回で、 「土地の選び方」 も最後となります。
ここで紹介している土地の購入の仕方・選び方は、 「家を建てる」 ことを条件にしてお話ししています。
「家を建てる事」 が目的で土地を購入するとき、何が大切でしょうか。
それは、資金繰りです。
「土地を買い、家を建てる」 行動で、欠かせない付帯工事は、銀行の借り入れ です。
なかなか現金で全て納める方は少ないです。
銀行に、 「土地を買い、家を建てる資金」 の借り入れをお願いしなければなりません。
銀行が貸してくれなかったらどうしましょう。
土地を買う方の収入が申し分なければ良いのですが、そうはなかなかいきません。
そこで、土地と家が担保になるわけです。
ここで問題になるのが、土地に担保価値が無い場合です。
銀行としては、土地に抵当権を付けます。付けますが、良い金額で処分出来ない土地は、担保価値が下がることになります。
ここで、浜松市の「大規模集落制度」が問題になります。決められた特定の地域に、20年以上住んでいた実績のある方のみに売られる土地のことです。
買うことが出来る人が限定されるので、土地価格も当然安くなります。また、転売も同じく資格のある方しか買えないと言うことで、売買が難しい、故に担保価値が低くなります。
安易に大規模集落の土地を購入すると、後日銀行から家のローンをお断りされることがあります。
実はこの事例は大変多いのです。
土地を買うお金は現金であるからといって、簡単に決めて大規模集落を買ってはいけません。
家とトータルで銀行さんと相談して、家をあわせたローンの確認して、OKを取ってから購入する事をお勧めします。
今回で、土地の選び方シリーズは終わりです。
お聞きになりたいことがあれば、何でもカトーまでご相談ください。
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