『80万戸割れは45年振り』
1月29日国土交通省ホームページで、平成21年12月の住宅着工数の結果が発表されました。
同時に、平成21年の年間住宅着工数の発表もされました。
住宅着工数は78万8410戸で前年比▲27.9%のものすごいマイナスとなりました。
80万戸割れは、1964年以来45年振りとなってしまいました。
平成20年1月から12月までの着工戸数は109万3485戸です。最近で一番多かったのは平成18年度で僅か3年前です。この年度は128万5246戸の着工がありました。
何と今年の1.63倍という数値です。
内訳を見ると、
マンションは大きな減です。平成20年が18万2572戸だったのが、平成21年が7万6678戸▲58%、前年の4割に留まったのです。
大手不動産会社、デベロッパーさんが相次いで倒産するはずですね。
私達戸建て住宅関係者が気にする持ち家着工数は
平成20年が31万8508戸、平成21年が28万4631戸で▲10.6%となっています。
平成13年度が37万7066戸でしたから、この年度と比べると何と▲25%となっています。
しかし、持ち家の月別着工数を見ると、昨年9月まで毎月二桁の前年度マイナスだったのが、10月には▲4.9%と一桁の減にさがり、11月は前年比+に転じ8.3%、12月も+3.0とプラスの前年度比数値を記録しています。住宅着工件数は回復に向かっていると判断できるのでしょうか。そうあって欲しいと願います。
厳しい現実が続きますが、おかげさまで弊社は忙しくて人手不足が心配です。
1月名古屋支店では18億円の物件を、本社建築では12億円の物件を受注しました。
小さな部署のここ住宅事業部でもこれから6月に掛けて10数物件で合計5億円を超える工事が次々に始まります。
本当にカトーさん倒れるかも?
コメントする