『お酒は百薬の長』
日曜日の日経新聞に面白い記事がでていました。
「ほどほど健康術」という題名の新潟大学教授 岡田先生の記事でした。
「お酒を飲み過ぎると肝臓を悪くする」といいますが、「お酒は百薬の長」とも言います。
ではどっちが本当?
米国で50万人を9年間も追跡して、飲酒の健康への影響を調べた研究があるそうです。
あらかじめ対象者を
「ほどんど飲まない」
「週3回以上飲む」
「毎日1杯くらい飲む」
「毎日2杯くらい飲む」
などのグループを分けて、健康状態を調べたそうです。
その結果
「毎日1杯くらい飲む」のグループが一番死亡率が低かったそうです。
「1杯」とはワイン、ウイスキー、ビール1杯程度の事だそうです。
着目するのは 「全く飲まない」 グループが一番死亡率が高かったそうです。
えー?って感じですね。
また驚く報告がありました。
岡田先生の研究室では、健康な男性1000人あまりを対象にお酒とメタボリック症候群の関係を確かめる調査をしたそうです。
「毎日飲んでいる」人は「ほとんど、または全く飲んでいない」人より「インスリン抵抗性」があがるリスクが半分で、メタボになりにくいことが判明したそうです。
アルコールに新たな効能が見つかったと言っています。
「毎日ビール1杯、ワイン1杯程度飲むことの方が、メタボにならず、長生きもする。」 とデータが示しているというのです。
とはいっても飲み過ぎには注意をね。
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