建築士カトーのヒトリゴト

転校生が減っている

『不景気で引っ越しが減っている』

 

 

横浜市の統計で5~14歳の転入が2009年8623人で2001年比較で18%少なくなっているそうです。

名古屋市の統計で同じく5~14歳の転入が2009年8020人で2001年比較で9%少なくなっているそうです。

大阪市で同じく2009年が2003年比較で16%減っているそうです。

 

転校生が減っているのです。

 

転校生が減るのは引っ越しをしないから?

引っ越しセンターの話ではやっぱり減っていそうです。

 

この不景気で、企業が人事異動を手控えるなどの影響が大きいようです。

 

企業が不景気の影響で合理化をすすめ、拠点を整理・集約をすすめ、転勤場所が少なくなり結局移動が減ったことが大きいようです。

総務省の調べで全国の事業の数が2001年から7%減ったそうです。

 

トヨタ自動車の地元豊田市では転入者が14.3%減っているそうです。

 

 

われわれの世界も同じ傾向です。

昨年年間住宅着工件数は45年ぶりに少ない数字を記録しました。(78万8410戸)

 

「転校生が減っている」という新聞記事、何気なく読んだのですが、

 

「不景気」→「事業所整理」→「転勤者の減少」→「転校生の減少」=「引っ越しの減少」となるようですが、

私には

「不景気」→「事業所整理」→「転勤者の減少」→「転校生の減少」=「引っ越しの減少」=「住宅の着工数の減少」と読めてしまうのです。

 

17日の新聞記事から

 

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