『仕事が出来る人はもれなくノートを取っている』
「仕事が出来る人はノートをとる」その2です。
先日の話の続きです。
私のノート術を説明します。
1冊目は、雑メモノート
2冊目は、会議ノート
3冊目は、自分の、行動管理ノート
4冊目は、部下の物件管理、仕事管理ノート
ノートの取り方は以上の4冊を使い分けています。
1冊目 雑ノートをとる
打合せ内容の要点と短い言葉と内容で、走り書き調にメモしていきます。
この時点で大事なことは、 「あくまで打合せ内容の要点をを漏らさずメモすること」 です。
「後で自分が読めればいい」程度の文字で書き綴りって行くことです。
上司から指示があるときもこのノートを手にして聞くことです。上司からの信頼も取ることが出来るでしょう。
お客様の希望も、打合せ内容も、業者との打合せも、上司からの指示も後で読み返し確認できればOKです。
お客様打合せの内容は社に戻って議事録としてまとめます。
あくまで、自分の記憶力を信用しないことです。
私がお会いしたトップ営業マンや、マスコミ関係者は例外なく(大判の)ノートを使っています。小さな手帳などにメモしている人はいません。しかもものすごい走り書きで書きなっぐっています。
取材の場面では漏らさずメモすることが大事なのです。
打合せの場と同じなのです。
私は電話の話し相手との内容も、この同じノートにつらつら、メモしています。
明日になると何話したか分からなくなる悲しい年齢でもあるからです。
このノートが無くなったら今の私には大変な事になってしまいます。一番大切にし一番乱雑に書き綴っているノートです。「博士の愛した数式」のあの博士になった気持ちで書いています。
打合せメモは本当に大切です。
2冊目 会議ノート
社内外の会議ではノートをつけるのは当たり前です。
会議ノートは、雑ノートとは違って出来るだけ丁寧な文字で書き綴ります。
会議ノートの目的は雑ノートの目的と違ってきます。
①に、人の話しの要点を確実につかむ訓練とすることです。
慌てて書き綴らず、何とか話のポイント、要点を理解しようと考えながら話をまとめながら書きます。
これを続けていると、自然と相手の話の要点を確実につかむことが出来るようになってきます。
②に、字を上手に書くことの訓練になります。
書くことに慣れ、文字を書くことにも厭でなくなります。丁寧に文字を書くことで、自然と字は上達します。
③に、漢字を思えることが出来ます。
会議ノートでは極力丁寧に書き、ひらがなで文字をごまかさないで漢字を多く使うことに注意します。分からない漢字はひらがなで書いておきますが、席戻ったら、辞書で調べて漢字に直します。
漢字が浮かんでこない事はこの年になると逆に多くなります。必ず後で漢字に書き直しています。
書き直すことが勉強です。漢字を覚える平素のいい習慣となります。
つづく
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