『省エネ基準適合義務化には反対』
今日届いた新建ハウジング5月10日号に、「省エネ基準適合義務化には反対」記事が特集で出ていました。
昨日の私と同じ事を言っている人もいました。
義務化は基本的に世の中の流れだと思っています。
直ちに私は反対というわけではありません。賛成もどうかなぁ。とも思ってますが。
いろいろ、緩和規定や、地区別規定をつくるとか必要になりそうです。
熊本県のある設計事務所の先生の投稿です。
「人工で見ると日本の8割がⅣ地区にある。熊本はⅣ地区です。しかし関東のみならず、北陸地方などと同じ仕様はおかしい。
研究者に言わせると夏の暑い地方でも断熱が必要というが、都会ならまだしも、地方では窓締めきって冷房はしない。風通しよく生活し冷房エネルギーを使わない家が多い。省エネ等級で言えば3等級で十分だ。
断熱機密を高めて空調で生活することが快適・省エネではない。
そもそも日本独特の開放的で風を通す木造の家づくりに省エネを義務付けるのは無理がある。」
なるほど、その通り、カトーと同じ考えです。
我が家も夏は風を通し、エアコンはほん一時だけしか使いません。
寝る寝室も風を入れ、エアコンを使うことは数日しかありません。
ご意見確かに、確かに、ごもっともです。
また、昔ながらの伝統工法では次世代省エネルギー基準レベルの断熱材を入れるのは困難です。
問題はたくさんありそうです。
地区はもっと細かく分ける。努力目標の位置づけとする。地区によっては3等級でもいいにする。風の流れを考えたときの涼しさを加味できないか。工法によって緩和規定をつくる。
などなどまだ考えることも必要なようです。
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