『エコ住宅・・・?』
最近はやりの『エコ住宅』って、いったい何が、どうあれば『エコ住宅』と呼んで良いの?
各メーカー、工務店がが勝手に、 『我が社のエコ住宅仕様』などと言っていますが、何がどうあれば『エコ住宅』なんでしょうか。
先週、市内のある企業用小冊子会社がなかけんハウジングのエコ住宅の取材がありました。簡単なアンケート方式でしたが、不親切な内容に、不勉強な内容に、肝心の仕様部分は無記載としました。
前月には、同じく市内の情報会社さんの営業のかたからアポイントがあり、2度ほど面談による取材がありました。こちらも、 「なかけんハウジングのエコ住宅について」でした。
取材する側も、エコが何も分かっていない状態で、途中で、 「もう少し勉強してから取材をお願いします。」あしらってしまいました。
住宅会社はすべてで、エコ住宅に取り組んでいると思っているようです。
では、何がエコ住宅なんですか?どうすればエコなんですか?皆さんの頭の中にも定かなものが無いようなのです。
不思議になるばかりでした。
エコ住宅とか、省エネ住宅とかは以下の基準がまずは指標となると思います。
省エネ法でいうところの
平成11年基準(次世代省エネルギー基準)仕様住宅
品確法でいうところの
省エネ性能等級 4等級住宅
住宅エコポイントクリアー住宅
フラット35S対応住宅
長期優良住宅法による、
長期優良住宅認定住宅
などが、はっきりしたエコ住宅といっています。
しかし、無断熱住宅との工事費比較では、エコ住宅にした場合に省エネルギーによる生活ランニングコストでの工事費のアップ分をペイするに26年かかるとの試算もあるように雑誌にでていました。
それが確かなら、ここ浜松地方では、エコ住宅仕様は明らかな過剰仕様といえるのかもしれません。26年が40年くらいになってしまいませんか。
断熱仕様をもう少し落として工事費用を下げ、風の通る家つくりに注意を払う方い、夏の冷房費カットの効果を狙う家の方がコスト効果はあるように思います。
さらになかけんハウジングの「静岡の家」仕様ならもっと効果があります。
予算ですが、各仕様基準での、静岡の地域区分をもっと下げるべきです。
全体にもっと細かく区域を分けるべきです。
ただし、ここでの話は、ランニングコストの関係での話です。
それぞれの住宅には、優遇税制、補助金がついて回りますので、メリット計算はそこまで考えておくことを付け加えておきます。
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