『ボックス!』
カトーさん的「今年上位にランクする映画」の1本です。
スポコン映画ではあるけれど、終始柔らかい、優しさがあふれたストーリーが良いですね。
カブとユウキの幼なじみの友情など、ほのぼのします。
年配の方には、"青臭い"と一蹴されてしまうかもしれない映画ですが、若者達には必ず受ける、共感を覚える映画だと思います。
一般鑑賞者の評価が、大変高い点数を出しているのがよく分かります。(実感以上に見た人の評価が高いです)
皆さんに見て欲しい映画です。
監督:李闘士男
『てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡』とこの春、立て続けにいい映画をとりました。
心のの中の優しさや、友情、信念、それらをひっくるめて、ほのぼのとした、今の日本で観客受けする、そしてカトーさん受けもするいい映画を撮ることができる監督です。
出演:市原隼人、高良健吾、谷村美月
市原隼人くんは、以前から個性を持ったすばらしい俳優さんだと思っていましたが、今回はまた業界での評価も上がったことだろうと思います。良かったです。
事前の準備も相当行ったようです。
ボクシングのあのステップは本物のようです。ベタ足でなく、つま先での蝶のように舞うステップは恐れ入りました。
クライマックスの対決シーンで2分間に及ぶ長回しワンカットシーンは、圧巻です。(カメラワークがヘタで惜しかったですが)
最後に、丸野智子役の谷村美月さんに注目、(上右の女の子)
きっと頭角を現します。
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