『掛川H様邸擁壁』
掛川市で、今度一度に3棟が計画中です。
ほぼ2km内に固まっています。
さて、その中の1棟は土砂災害特別危険地域という中に入っていて、簡単に家の建て替えができないところにありました。
正確には、その地区に「指定される直前の場所」ということで、まだ指定はされていません。
そこで、昨年県に掛け合って1年指定を延ばして頂く話を取り付けました。
指定される前にその崖に何とか擁壁を構築し、処理済み崖として指定されずに済む段取りをしています。
今日はその崖の工事のご依頼(受注)を頂きました。
実に県と話をし出して13ヶ月後の工事依頼です。
なかなか簡単ではないのです、崖の処理の擁壁の設計と計画というものが。
擁壁の設計と確認申請はさすがに土木系に設計事務所さんに外注しました。
しかし、その大筋の・・・いや細かい設計計画は私がするしかありませんでした。
崖の横断面を何本か自分で切って、計画の方向を決め、施主にその内容を説明し、費用と効果の理解を取り、設計の指示をしてきました。
「なんでそんなところに金額をかけないと家の建て替えが出来ないんだ!」とは同然の思いですからね。
その理解を施主に頂き、1000万円弱という金額で擁壁工事とその崖前にある自宅の解体工事を行うことに合意したのです。
家を建て替える前にこれだけの金額がかかってしまう、大変気の毒と言うしかない状況のお宅がH邸なのです。
今後、ご自宅の話の詰めとなっていきます。
80坪ほどの家の計画がすすでいます。
家の工事は来年2月着工の計画です。
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