感性で感じる映画が好きな私ですが、この映画はぼーと観ていると分からなくなります。

他人の夢の中に入り込み、思想を埋め込む、産業スパイの話？

夢の中で、さらに夢の中に入り込み、その夢の中で、その人の夢の中にまた入っていく。

だんだんなんだか分からなくなります。

主人公達も、現実が分からなくなって行く。

しかも、各階層の夢の中で同時に起きる戦い！迫力があり、めまぐるしい展開。

私は廻りの人に『ダーク・ナイト』　の出来はすばらしい！　とかねてから言っていますが、今回は出来から言うと匹敵します。

ストーリー性から言って、　『ダーク・ナイト』　が勝るかなという感じですが。

最近、演技に個人的に評価の高いディカプリオ、今回もカトーさんの期待通りの演技です。

最近の彼は良いですね。目で演技できる俳優になりました。

渡辺謙は、どうかなと思っていましたが、これはまたいいインパクト出しています。

彼独特の迫力ある演技で、斉藤という人物をしっかり演技出来ていました。

観終わって感じた、これは凄いと言う印象。

皆さんも感じてください。

監督：クリストファー・ノーラン

出演：レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョセフ・ゴードン＝レヴィット（この人は個人的にクールで良かった）、マリオン・コティヤール（　『エヂット・ピアフ愛の賛歌』でアカデミー賞受賞）、エレン・ベイジ（まだ２３歳です）