『ソルト』
アンジェリーナ・ジョリー主演、今月6本目の映画です。
潔白を証明したいジョリーがCIAの追跡をかわしながら真犯人を捜し求めるストーリー
アンジェリーナ・ジョリーと言えばどうしても、父親のジョン・ボイドを思い出さずにはいられません。
私の青春時代の俳優さんです。78年『帰郷』でアカデミー賞作品賞主演男優賞受賞し、翌年79年、私が22歳の年、私の思い出の記憶の映画の1本となっ『チャンプ』をフェイ・ダナウェーと主演した、あのジョン・ボイドの娘がアンジェリーナ・ジョリーです。
渋谷で貧乏学生だった当時、封切り映画を劇場で2回も観に行った映画が『チャンプ』です。
導入分の映像の朝靄に煙る厩舎の映像は明確に記憶に残ります。
泣きました、泣きました。
その、アンジェリーナ・ジョリー、勢い好きな女優さんです。
ハリウッドで最も少ないアクション女優という領域を唯一守り続けている女優さんです。
評価から言うと、面白かったです。
『Mr&Mrsスミス』の娯楽的ジョークが混じった映画とは違い、シリアスに物語は展開します。
ばんばん人を殺すところには違和感を覚えますが、アンジェリーナのアクション女優の粋は極めの域に達しています。
脚本的にも良い出来になっていて、ストーリーもシリアスの度合いを保った物となっています。
私は結構、アンジェリーナ・ジョリーの作品としては、上クラスの映画と評価します。
面白かったです。
内容が今ひとつ暗く明快でなく、映像の綺麗さが派手なわりに少なく感じ、一般評価がどう出るか分かりませんが、
さらには傑作の『ボーン』シリーズに近く作ろうとしたと思うのですが、そこまでの印象は得ませんが、吸い込まれる内容と、進展は評価出来ると思います。
難しいことなく、無邪気に楽しんでもらえる映画です。はずれではありまでした。
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