建築士カトーのヒトリゴト

BECK

『BECK』

 

 

やぁ、びっくりしました。

掘り出しもの映画です。こんなに単純でさわやかに感動する映画に出会えるとは思いませんでした。

昨日の『海猿』をカトーさん的には超えています。

 

映画が終了した劇場内、ラストシーンのステージの感動に、誰も立ち上がる人がいないのです。

誰もがさわやかに感動しています、劇場全体が一体になって余韻に浸っているのです。これはあの『告白』以来の珍事です。

  

 

 

映画というものは「感動」が一番大事です。

そして人としても「感動」がとても大切です。

 

使わない、味あわない、 でいると、いつの間にか心の底に沈み込んでしまい、忘れてしまう「感動」という感情の高ぶり、これを常に持ち合わせることが人として一番大事なこととの一つだと思っています。

感動」を常に経験して「感性」を磨くのです。

特に設計や、デザインをする人には大事です。「感性」無くして設計など出来ません。

 

感動にもいろいろな種類があると思いますが、この映画のその「感動」は、happy endの中で、さわやかに終わり、大きな満足感を与える、一番娯楽としてみんなが好む「感動」の類なのです。

 

おそらくもう一度劇場へ足を運ぶと思います。

 

監督:堤幸彦  『20世紀少年』の監督さんです。

出演:水島ヒロ佐藤健桐谷健太中村蒼向井理忽那汐里

この中でも桐谷健太さんは、最近注目の俳優さんです。『おかんの嫁入り』『ソラニン』『クローズZERO』『ROOKIES』とこの2年で5本の映画に出、今NHKの『龍馬伝』にも出演中です。非常に個性ある俳優さんです。

 

いい映画を観ました。映画って本当に良いですね。

 

追伸:この映画をつまらないと掲示板などに書き込んでいる人がいます。とても気になります。その人は本当に危ない人であり悲しい人ですね。「感性」を持ち合わせない、「感動」を得ることが難しい人なんでしょう。どんな映画にも感動する「こころのゆとり」と「こころの優しさ」が人には大切です。

 

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