『十三人の刺客』
今日は昼過ぎまで、掛川市民体育フェスティバルというものに参加してきました。
昨年秋の地区の体育祭で私達の区が綱引きで優勝したばかりに、地区の代表で掛川市15地区の対抗戦に参戦と言うことになってしまいました。
そして何故かその区の代表メンバーにカトーさんも・・・
結果は、ものすごいことに
一試合40秒間での戦いで、一試合2戦あるのに、どちらも秒殺。
たった5秒で決着です。
数ある試合で最も注目されました。そのあっけなさに。
もちろん負けです。
そのあと15:30からの映画に行ってきました。
今年39本目、今月7本目の映画です。
『十三人の刺客』
ものすごいキャストで、しかも期待違わずすばらしい演技で、圧巻の戦闘シーンでした。
極悪非道の暴君、そして時の将軍の弟明石藩主松平 斉韶を暗殺仕様とする13人の侍と、暴君であろうとも藩主を守るのが侍の勤めとして必死に守る明石藩御用人の戦い。
どちらも、侍の鏡のような侍、しかしまるでその立場は違う。
侍として命を捨てて暴君に立ち向かう。
侍として、命をかけて暴君を守る。
ラスト50分のすさまじい、壮絶な死闘は最近ではないすごさです。
監督:三池崇史 クローズZEROが最近のヒット作品です。時代劇を現代風に表現するには上手そうな監督です。そして巧く造り上げていました。
出演:刺客に、役所広司、松方弘樹、沢村一樹、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、古田新太、高岡蒼甫、六角精児、石垣祐磨ほか、相手明石藩御用人鬼頭半兵衛に市村正親、極悪非道の暴君明石藩主に稲垣吾郎、
その他、松本幸四郎、内野聖陽、平幹二郎、
出演するキャストが凄かったですね。
役所広司さんは相変わらず巧い、
稲垣吾郎さんは意外や意外極悪非道が巧かった、見直しました。
松方弘樹さんほどの役者が脇役と思いましたが、何とも時代劇慣れした太刀まわりは流石と思いました。
そして市村正親さんの主君に使える侍の演技にもすばらしいものがありました。
伊勢谷友介さんの個性の出し方も良かった。
伊原剛志さんの言葉少ない剣達人の侍の演技も格好良く出来ていました。
そうそうたる俳優陣が、誰もが良く演じていることにも感嘆しました。
作品として13人の個性を深く掘り下げるに足りないという意見もありますが、限られた時間の中で見せる映画として完成度を高めるにこの程度になったということでしょうがないでしょう。
人間模様や人選の課程を「7人の侍」と比べる人もいますが、あちらは3時間半の大作で、現在では難しい現実も加味するべきと思います。
この映画も凄かったですよ。
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