『長期優良住宅に関する技術講習会』
本日は昼前に静岡に移動し、一般社団法人住宅性能評価・表示協会の主催で、グランシップで開催された 『長期優良住宅に関する技術講習会』 に渡辺G長と加藤潤之と三人で参加してきました。
平成20年12月に公布され、平成21年6月4日に「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」が施行されました。
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅について、その建築及び維持保全に関する計画がその内容です。
長期優良住宅とは?
長期にわたり良好な状態で使用するために大きく以下の措置が講じられている住宅を指します。
①長期に使用するための構造及び設備を有していること
②居住環境等への配慮を行っていること
③一定面積以上の住戸面積を有していること
④維持保全期間、方法を定めていること
これを言われてもなんだか分かりませんね。
今日の講習はこの4項目の説明であったように思います。
建築主は自信の建築建物の確認申請前に登録住宅性能評価機関に「長期優良住宅建築等計画にかかる技術的審査」を依頼します。
適合証を登録住宅性能評価機関から頂き
所管行政庁(各市町村など)へ申請します。
そこで認定を頂きます。
大きくは、性能表示で劣化対策等級3、耐震性等級2、維持管理等級3、省エネルギー等級4のクリアー他が基準となっています。
金額的には、一般住宅と比較して、その仕様アップと申請費で100万円以上の費用がかかると言われています。
しかし、税制優遇、金利優遇などもあり、最近増えているそうです。
ただし、殆どが大手ハウスメーカーさん達大手企業の申請らしいです。
今日の講習が長期優良住宅の講習として2回目でしたが、私たちには驚くほどハードルの高い申請だと感じました。
自社の長期優良住宅仕様の構築、30年間続く定期点検の制度の構築、住宅履歴情報のシステムの構築などやることは山積みです。
お客様の負担頂く追加費用も100万円を超えるとなると、その説明もしっかりできないといけません。
とにかく、大変はシステムです。
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